みなさまごきげんよう。フェルディナント・ヤマグチでございます。 前回ご説明したとおり、はやり物にはなりふり構わずソッコーで手を出してしまう日経BP社。 昨今のランニングブームに目が眩んで、「いっちょウチでもやってみますか……」、とばかりに始まったのが今回の企画であります。いや、“企画”というほど立派なものではない。有り体に言えば“思いつき”。もっとハッキリ言えば“行き当たりばったり”程度の話なのです。 ところが蓋を開けてみればアラびっくり。結構な反応があるではございませんか。(飲んでいるときの勢いで言ったくせに)担当I氏は早くも鼻高々。「どうです編集長。このPV数をご覧下さい。あたくしの言ったとおりでしょう」と編集部内で盛大にアピールします。 対する編集長、「キミねぇ。もともとランの話をフェルのアホに書かせろ言ったのはボクなんだよ。“どうです”じゃないだろう」と牽制モード。出版社というのも