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ブックマーク / blog.goo.ne.jp/ikedanobuo (58)

  • 中川昭一氏のためのマクロ経済学超入門 - 池田信夫 blog

    アメリカで行われている金融危機対策については、経済学者にとっても勉強になるハイレベルの論争が行われているが、日ではまだ半世紀前のケインズの亡霊が徘徊しているようだ。中川財務相・金融担当相が『中央公論』7月号に書いた「日経済復活のための13の政策」には、典型的なバラマキ政策が並ぶ:年金の物価スライド制復活と長寿医療制度での保険料軽減 子育てに必要な最低限の育児費や教育費は国が全部面倒を見る 基礎年金の全額税方式化 定率減税の復活 法人税減税 一人当たり三〇〇万円まで非課税の証券マル優制度の創設 政府系ファンドの創設総額21兆円以上という小沢一郎氏なみの規模だ。こういう「積極財政」が「国民を元気にする」という思い込みが何度も語られるが、中川氏はこういう政策がマクロ経済的にどういう波及効果をもたらすか、ご存じなのだろうか。非常に基的なことだが、経済政策の責任者がこの程度の知識もないのは、そ

    mangakoji
    mangakoji 2008/09/25
    何言ってんだか。もうすでに遅いか速いかだけで徳政令は折込済みでしょ?1000兆円の借金をどうにかできるわけがない http://www.kh-web.org/fin/ ジンバブエになるか、アルゼンチンタンゴを踊るだけで済むか、そんだけの差
  • モラル・ハザード - 池田信夫 blog

    最近の金融危機をめぐる報道で、「モラル・ハザード」という言葉がよく出てくる。新聞ではたいてい(倫理の欠如)と補足しているが、これは誤訳である。この言葉は保険用語で家の燃えやすさなどの"physical hazard"(物質的危険)と対になる概念で、Slateの記事にも書かれているように、moralは「倫理的」という意味ではなく"perceptual or psychological"という意味だ。つまり"moral hazard"は、保険に入ったことで防火を怠るなどの「心理的危険」のことである。 この言葉を経済学で初めて使ったのはKnightで、保険用語として使っている。これを情報の非対称性との関連で使ったのはArrowだが、ここでも「プリンシパルから見えないエージェントの行動」というテクニカルな意味で、道徳とは関係ない。日では、内田樹氏のように「悪事」一般と混同する人も多く、「金儲け

    mangakoji
    mangakoji 2008/09/24
    定義時はそうだったんだろうけど、今はどうなの?という視線が抜けてる。この人はいつもそうだ。
  • あなたの会社が救済される方法 - 池田信夫 blog

    The Big Pictureより:Go Big: 自分の会社だけでなく、金融システム全体を危険にさらせ。世界130ヶ国に現地法人をもち、グローバルな金融市場を脅かすのが一番だ。 If you can't Go Big, Go First: リーマンの経営危機がベア・スターンズより早く表面化していたら、資産3500億ドルのベアではなく6400億ドルのリーマンが救われていただろう。 Threaten your counter-parties: 保険契約は別勘定なので、もしAIGが破産しても保護されるが、CDS(credit-default swap)は保護されない。CDSを4400億ドル(想定元)も保有していたことが、AIGの救済された最大の原因だった(Rajanの3年前の予言どおり)。 Risk an important part of the economy: リーマンの取引相手は金融

    mangakoji
    mangakoji 2008/09/17
    『日本のように中央銀行が5年以上もゼロ金利で「資金繰り支援」をしてくれれば、どんな腐った資産も健全になる。』
  • 資本主義は嫌いですか - 池田信夫 blog

    専門的な論文を読むときは、いきなり細かい話を読む前にサーベイ論文を読むといい。経済学の場合は、Journal of Economic LiteratureやJournal of Economic Perspectivesなどにサーベイが出ており、そこで紹介されている代表的な論文から読むのが効率的だ。書も、サブプライム危機についての素人向けサーベイとしては便利だ。 サブプライムの原因として、FRBの低金利政策とか格付け会社のでたらめな審査などがよく槍玉に上がるが、そういう話は第Ⅰ部にまとめられており、大して新味はない。おもしろいのは、第Ⅱ部のコアになっているRajanの論文だ。そこでは2005年に、サブプライム危機をほとんど予言するような分析が行なわれている。 金融工学の発達によってファイナンス産業は急速な成長を遂げたが、小幡績氏も指摘するように、そこには一つのパラドックスがある。金融

    mangakoji
    mangakoji 2008/09/11
    普通、嫌いですよ?
  • メカニズムデザイン - 池田信夫 blog

    ハイエクのconstructivismは「設計主義」という変な訳語が定着したため、小谷清氏のように制度設計まで全否定するultra-Hayekianもいるが、これは誤解である。ハイエクが否定したのは、オーギュスト・コントのように政府の知っている「正しい社会」に民衆を従わせる社会工学――フーコーの言葉でいえば真理による支配――の思想である。それにハイエクが対置した法の支配においては、社会的ゲームの規則としての法をどう設計するかという問題がむしろ社会科学のコアとなる。 メカニズムデザインも、よく「計画経済」の理論と誤解されるので、書ではplannerをあえて「運営者」と訳している。この種の教科書としてはHurwicz-Reiterが最高峰だが、一般の学生には峰が高すぎるだろう。書はその入門的な部分をやさしく解説し、応用例も入れた日語で初の教科書である。 ここで重要なのは、運営者がどう

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    mangakoji 2008/09/08
    「マスキン単調性」
  • アンチコモンズ社会 - 池田信夫 blog

    昨夜9時過ぎ、新聞社から電話がかかってきて、「福田さんが辞めたんですけど」といわれ、「え?どこの福田さん?」と聞いてしまった。「いずれこうなるとは思ってたけど、変なタイミングですね。まさか農相問題がきっかけということはないでしょう」と答えたが、いやになっていた首相の最後の小さな引き金ぐらいにはなったかもしれない。 うんざりするのは、ここ15年で9人も首相が交代する「イタリア病」だ。小泉首相以外は、平均1年半ぐらいしか続かない。特に「ねじれ国会」になって以降は、みんなが拒否権をもち、何も決まらないアンチコモンズ状態が続いてきた。次の総選挙で民主党が衆議院で第一党になっても、自公で過半数を維持すると、ねじれは変わらないまま再議決もきかない、完全なデッドロックになる。 これはゲーム理論でおなじみのナッシュ交渉で、「痛み」をともなう政策はすべて拒否されるので、みんなの要求を足して2で割るバラマ

    mangakoji
    mangakoji 2008/09/02
    小泉以降のクソ立法(と定期借地法)がなければ、政治の停滞はいい状態そのものなんだけど、デタラメ立法だけはバンバン通っちゃう今の状態だとまずすぎる
  • 変わる日本史の常識 - 池田信夫 blog

    受験勉強のころお世話になった参考書が、10年ぶりに改訂された。いろいろ話題になっているが、古代史がかなり大幅に書き換えられている: 「魏志倭人伝」は存在しない:三国志の一書である魏書に「倭人の条」があるだけで、「倭人伝」という書物はない。その内容も後代になって書かれた伝聞や推測で、信頼性は低い。 「任那日府」は存在しなかった:4世紀ごろ、朝鮮半島の南部に加耶と呼ばれる小国の連合があったが、任那という統一国家はなく、日の植民地でもなかった。これは『日書紀』の誤った記述。 世界最大の墓は「仁徳天皇陵」ではない:堺市にある大仙陵古墳は、つくられた時期が仁徳天皇の在位期間と違うので、彼の墓ではありえない。被葬者が大王(おおきみ)であることは確実だが、内部調査が許されないので誰かわからない。 「聖徳太子」は架空の人物:厩戸王という推古天皇の甥が、氏寺として斑鳩寺(のちの法隆寺)を建立したことは

    mangakoji
    mangakoji 2008/09/01
    最近の常識萌え しっくりくる
  • B-CASについての技術的まとめ - 池田信夫 blog

    先日の速報には10万を超える爆発的なアクセスがあったが、いろいろ間違いがあり、多くのコメントやTBなどで訂正していただいた。まず私がB-CASの規格(ARIB STD-B25)を誤解していたため混乱をまねいたことをおわびし、あらためて(私の理解している範囲で)正確に問題をまとめておく。非常にテクニカルな話なので、関係者以外は無視してください。 私は、まずカードを挿入しないと見えないという程度の簡単な(スクランブルなしの)B-CASが導入され、地デジに移行するときコピーワンスを実装するためにMULTI2が導入されたと理解していたのだが、システム上は最初からMULTI2は入っており、最初は使わなかっただけらしい。そのしくみを簡単に解説すると、いっせいに数千万人に信号を送るため、暗号鍵を共通のECM(Entitlement Control Message)とカード固有のEMM(Entitlem

    mangakoji
    mangakoji 2008/08/24
    訂正入れてもらえてうらやましい
  • サブプライムはまだ序幕? - 池田信夫 blog

    Bloombergに掲載されたRogoffのインタビューが大きな反響を呼んでいる。ハーバード大学で金融理論の第一人者であり、元IMF理事としては大胆な発言だ:アメリカ経済は、まだ最悪の状況を脱していない。すでに5000億ドルが失われたが、これはまだ序幕だ。ファニー・メイとフレディー・マックはすでに破綻しているので、ただちに国有化し、株式はすべて没収すべきだ。金融機関の破綻も、ベア・スターンズぐらいではすまない。バブルで大もうけした巨大銀行が、その崩壊によってもうけを吐き出して消えることは、金融システム正常化の過程では避けられないし、避けるべきではない。「日版サブプライム」に同時進行でつきあった私の経験からいうと、つねにもっとも悲観的な予想が当たっていた。1990年初めに、当時もっとも悲観派といわれていたエコノミストが「日の金融危機は、最悪の場合、アメリカのS&L(16兆円)に近い規模に

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    mangakoji 2008/08/21
    日本政府はこのタイミングを利用して、アメリカ国債をなんとか出来るといいんだが、このままだとなんとかされそうだ。
  • 戦間期のウィーン - 池田信夫 blog

    ようやく『ハイエク 知識社会の自由主義』が発売された・・・とだけ書くのも芸がないので、第1章をサポートページに掲載した。 ハイエクが青春期を過ごしたのは、第一次大戦でオーストリアが負け、700年続いたハプスブルク帝国が崩壊して廃墟になったウィーンだった。しかし、この時期のウィーンでは、シェーンベルクの無調音楽やシュレーディンガーの量子力学など、20世紀の芸術・科学の方向を決めるような多くの成果が生まれた。すべてを失ったウィーンで、短期間にこのような成果が生まれたのはなぜだろうか? リンドリー『そして世界に不確定性がもたらされた』は、この謎の答を「決定論の放棄」に求めている。戦災とハイパーインフレで破壊されたウィーンで人々は、ニュートン以来の永遠の未来まで予見可能な秩序が崩壊し、世界は不合理で、人間の意志で運命を決めることはできない、と知ったのだ。シェーンベルクとシュレーディンガーとハイ

    mangakoji
    mangakoji 2008/08/20
    『政府が「社会工学」によって経済を計画することが有害無益だ』 じゃあ通貨の発行なんかやめちゃうといいですね。
  • AndroidはSTBの夢を見るか - 池田信夫 blog

    インターネットの父にしてGoogleの伝道師、Vint Cerfが、IPアドレスを冷蔵庫から宇宙まで、あらゆるものにつける構想を語っている。"Everything on IP"は彼の持論だが、このIPをAndroidと置き換えると、TechCrunchもいうように、Androidが単なる携帯OSではなくなるかもしれない。 冷蔵庫や人工衛星につけても大した意味はないが、重要なのはテレビのセットトップ・ボックス(STB)だ。この業界では、世界中で何十もの規格が乱立して、どこも標準になれない。MSTVもAppleTVも失敗に終わった。どの規格もproprietaryで相互運用性がないため、「囚人のジレンマ」になっているのだ。Googleが、Androidを携帯からテレビまで共通のオープン・プラットフォームにしてYouTubeを流せば、このビジネスを「協調ゲーム」に変えて見果てぬ夢が実現するかも

    mangakoji
    mangakoji 2008/08/18
    池田の人が人工衛星よりもTVに興味があることが分かった。
  • プライバシー幻想ふたたび - 池田信夫 blog

    かつての櫻井よしこ女史のように「ストリートビューは国民を裸にするものだ!」と叫ぶイナゴが大量発生しているようだ。同じ話を繰り返したくないが、今後も同様の騒ぎが起こりそうなので、基的なことだけ: まず海外まで紹介された樋口理氏の文化論はナンセンスである。私的な空間についての自衛意識は、欧米人のほうがずっと強い。日の少年がハロウィーンで庭に入り込んで射殺された事件を覚えている人も多いだろう。「他人に自宅を撮られるのは気持ち悪い」というのは東洋も西洋もなく、現に欧米で訴訟が起こっている。 「地図データとリンクされるのがプライバシー侵害だ」という批判も、以前の騒動のとき、地図データベースについて出てきた話だ。おかげで田園調布などの住宅地図は、空白だらけで使い物にならない(個人情報保護法で世帯主の氏名は個人情報に含まれるので、これは助からない)。ストリートビューもopt outにしているよう

    mangakoji
    mangakoji 2008/08/12
    珍しく冷静だな。同意
  • ハイエク 知識社会の自由主義 - 池田信夫 blog

    やっとハイエクができた。発売は19日だが、アマゾンでは予約の受付が始まった。あくまでも新書なので、「ハイエク入門」として誰でも読めるようにやさしく書き、専門的な議論や文献は省いた。しかしケインズとの論争は現在の世界経済を考える上でも示唆に富んでいるし、彼の法哲学はShleiferなどの実証研究でホットな話題になっている。また「合理的経済人」の仮定を徹底的に拒否した彼は、行動経済学の元祖としても再評価されている。そういう専門的な議論や参照文献のリストアップは、サポートページでやる予定である。序文を引用しておこう: 世界の金融市場を、前代未聞の危機がおおっている。現代の金融商品は数学やコンピュータを駆使した「金融工学」によって合理化され、あらゆるリスクは技術的にヘッジされ、世界中の市場がいっせいに暴落するパニックは起こりえないはずだった。今回のサブプライム・ローン危機による株価の暴落は、通

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    mangakoji 2008/08/11
    ちょっとまってくれ、それは自由主義の問題であって、資本主義が正しいという話とは別でしょ。むしろ社会民主主義に近い。
  • 「ストリートビュー」騒動をめぐる誤解 - 池田信夫 blog

    グーグルの新機能「ストリートビュー」が、論議を呼んでいる。上の画像はわが家の近所だが、確かに驚異的な細密さだ。私は意に介さないが、これを「気持ちが悪い」という人がいるのも事実だろう。先行してサービスが始まった海外でも、訴訟などが起こっている。これに対して「自分の家を映すのはやめてくれ」というのは自由だが、法的根拠はない。風景は個人情報ではないからだ。まして「サービスをやめろ」などというのは暴論である。 ただ高木浩光氏の報告によると、総務省の「通信プラットフォーム研究会」で、グーグルの担当者が「日では、名前を表札に書いている。わざわざ自分の名前を公道に出しているわけだから、プライバシーなんて気にしていない」と発言したようだ。こういう無神経な発言は、火に油を注ぎかねない。そもそも名前がプライバシーなのか、というのが大問題だからである。ASCII.jpのコラムにも書いたが、私は個人情報保護法

    mangakoji
    mangakoji 2008/08/11
    「権利のインフレ」もう遅いよ。団塊が全員自殺するか、この国を滅ぼす以外方法はない。
  • NHKは公共放送か有料放送か - 池田信夫 blog

    ITproの続報に、NHK体の見解が出ている。ここで答えている土屋円氏(私の元同僚)が、20年前からハイビジョン・プロジェクトを進めてきた責任者である。彼が「NHKが筆頭株主となったのは,メッセージ表示機能が要因」と答えているように、B-CASの当初の目的は、BSアンテナを1軒ずつ探す手間を省き、BS受信料を払っていない視聴者のテレビに「いやがらせメッセージ」を出すことによって不払い者を「いぶり出す」ことだった。 しかし、このメッセージ表示は「あまねく日全国において受信できる」(放送法7条)という公共放送の原則と矛盾している。料金を払っていない人に見せない条件つきアクセスシステム(CAS)は世界中にあるが、それは民間企業の有料放送システムなのだ。この矛盾は規制改革会議にも指摘され、娯楽番組は有料放送に移行(民営化)すべきだと提案された。私も週刊東洋経済で同様の提案をした。このときNH

    mangakoji
    mangakoji 2008/08/08
    NHKは態度をハッキリさせずに、B-CASを温存させてアナログを停止して、自殺を選択すべきである。信頼を回復するのには30年はかかるが、そんなに寿命は長くない。
  • B-CAS社の罪は「退場」では消えない - 池田信夫 blog

    B-CAS社の浦崎宏社長が、メディアに初めてカミングアウトし、「不要と言われれば退く覚悟はできている」と語った。さすがに危険が身に迫っていることを察知したのだろう。しかしB-CAS社は不要であるばかりはなく、違法なのだ。何の法的根拠もなく民間企業が電機メーカーを「審査」し、外資系メーカーを排除し、PCボードの製造を妨害し、おまけに出荷停止処分までやるのは、明白な独禁法違反である。 それはNHK経済部の記者として経済犯罪を取材した浦崎氏が、一番よく知っているはずだ。だから「B-CASが不要となった際,いつでも会社をたためる」という言葉も出てくるのだろうが、会社をたたむだけで違法行為は帳消しにはならない。これまで3000万台ものデジタルTVに違法なカードを義務づけることによって上げた数百億円の売り上げは、返還すべきだ。そして独禁法違反と判断されれば、課徴金や懲役刑も待っている。 さらに問題

    mangakoji
    mangakoji 2008/08/07
    まあ、一番よく知ってるひとだから、法律を捻じ曲げられると期待されてたんでしょ。親衛隊みたいだな。法律を犯しただけで、別に罪はないよ。時計の針を少し進めただけ。
  • MonsterTV事件の怪 - 池田信夫 blog

    SKネットから発売されていた地デジチューナーユニット、「MonsterTV HDUS」が突然、出荷停止になった。SK社のウェブサイトにある7月30日付のニュースリリースには、「ソフトウェアを故意的に改ざんすると、来持ち合わせている機能が正常に動作しない」ために出荷停止すると発表されているが、ユーザーによる改造の責任をメーカーが負ういわれはない。関係者によると、SK社は30日にB-CAS社から呼び出しを受け、即日、出荷を停止したという。 Wikiに情報が集められているが、問題は要するにHDUSのドライバを改造すると、B-CASのコピー制御信号を無視してコピー自由になるということだ。これはFriioと同じく違法行為ではなく、ARIBの決めた私的な規格に違反するだけだ。ましてSK社はコピー制御を守っているのだから、出荷停止する理由はない。B-CAS社が「HDUSを出荷停止しないとB-CASカ

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    mangakoji 2008/08/05
    何の違法性もない。ってのがミソだよな。でもB-CASとリコピネバーやめても、もうTVはいいや。アナログ停波したら買い換えない。
  • 殺人犯を聖人に祭り上げる人々 - 池田信夫 blog

    読売新聞によれば、秋葉原の大量殺人事件以降、無差別殺傷事件が3週間に7件も相次いでいるという(きのうも1件あった)。こういう現象は自殺と同じで、メディアが騒ぐと続発することは、犯罪心理学でよく知られている。まずメディアが自重し、特に同じ事件を繰り返し続報で扱わないことが重要だ。 もう一つは、こうした事件に意味をもたせないことだ。「格差社会」や「勝ち組・負け組」といったありがちな図式で、殺人犯を「時代の象徴」に祭り上げることは、病人を増長させ、模倣犯を呼ぶ。この種の「ありがち評論」の典型が、事件の実態もわからない3日後に「容疑者が職場への怒りや世間からの疎外感を長期的に募らせた」とか「社会全体に対する空恐ろしいまでの絶望と怒り」などという見事なステレオタイプで、秋葉原の事件をテロと呼んだ東浩紀のエッセイだ。 仲正昌樹氏は、『諸君!』9月号で、東のサヨク的議論を「ポストモダンの堕落」と批判

    mangakoji
    mangakoji 2008/08/01
    だって、あからさまに意味があるのに、ないことにはできないでしょ?原因もハッキリしてるんだし。
  • 「みのもんた」になった舛添要一氏 - 池田信夫 blog

    厚労省が「日雇い派遣の禁止」を御用学者の「有識者研究会」で決めた。この問題が急展開したのは、秋葉原の大量殺人事件のあとの舛添厚労相の発言がきっかけだ。彼はかつて「最大の敵はみのもんただ」とポピュリズムを批判し、貸金業規制の強化を批判していた。ところが今回は、自分が「みのもんた」になってしまったわけだ。年金の公約違反や後期高齢者医療をめぐる失態などで追い込まれ、秋葉原事件を利用して若者の人気取りをねらったのだろう。 今週の週刊ダイヤモンドも指摘するように、日雇い派遣の禁止は、かろうじて残っていた短期労働者の雇用チャネルを断ち切り、彼らの雇用をさらに不安定にするだろう。企業側でも、引越しのようなスポット雇用の多い業種では3割が廃業するだろうという。さらに貸金業法と同じように、違法派遣や二重派遣などの「闇」も拡大するだろう。 舛添氏は、日雇い派遣を禁止したら、企業が彼らを正社員にするとでも思

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    mangakoji 2008/07/29
    「合法化して公的に監視」w
  • ホワイトスペース:電波の90%以上は空いている - 池田信夫 blog

    表の空白の部分が、放送局に割り当てられながら使われていないホワイトスペースである。携帯電話業者が見たら目まいのするような超低利用率で、全40チャンネル(13〜52)×10エリアの1割も使われていない。上瀬氏の「真っ赤に埋まっている」とかいう話は、真っ赤な嘘である。たとえば水戸をみればわかるように、そもそも7チャンネルしかテレビ局がないのだから、今後どんなに中継局を増やしても、40チャンネルを真っ赤に埋められるはずがない。 このように(独立系U局を含めても)全国で40チャンネルのうち、たかだか10チャンネルしか使っていないのだから、テレビの電波は任意の地点で30チャンネル以上(ほぼ200MHz)空いているのである。これは非常に大きな帯域で、今のすべての携帯電話業者がほとんどすっぽり収容でき、オークションにかければ2兆円以上の価値がある。このホワイトスペースをWiMAXなどの無線ブロードバン

    mangakoji
    mangakoji 2008/07/29
    4色問題で、最大効率でも25%とかいうけどどうだろう