日本企業が多く進出するタイで、即戦力となる技術系の人材を育成するため、日本の高等専門学校=高専の教育手法を取り入れた学校が12日開校し、新入生24人が入学しました。 この学校は日本とタイの両政府が進めるプロジェクトに基づいて、独立行政法人・国立高専機構などの支援で、首都バンコクにある大学内の敷地内に新たに設けられました。 日本からは合わせて教員8人も派遣されていて、開校式で国立高専機構の谷口功理事長は「世界が求めるレベルの実践力を持つ、創造力豊かな技術者になってほしい」とあいさつしました。 続いて新入生の代表のニチャパットさん(15)は「立派な技術者になって、タイのさらなる発展に貢献したい」と抱負を述べました。 今回入学した24人は、10倍以上の志願倍率を勝ち抜いてタイ全土から選抜され、授業料が免除されるだけではなく、奨学金の支給を受けながら、日本の高専が行っている技術系の人材を育成するた
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