倒れた市長を救命しようとした女性に対し「土俵から下りて」とアナウンスがあった問題。現場にいた人によれば担架に乗せられた市長が運び出された直後、土俵には大量の塩が撒かれたといいます。 4日、舞鶴市の体育館で行われた大相撲の春巡業「舞鶴場所」。横綱・白鵬と鶴竜の土俵入りが終わった直後、挨拶に立った舞鶴市の多々見良三市長が突然、意識を失い背中から土俵に倒れます。 「ドーンと音がして、見上げると土俵に市長が倒れていた」(現場にいた人) 会場が騒然とする中、1人の女性が土俵に駆け上がります。 「『医者の方おられませんか』とかそういう声が聞こえて、率先してぱっと上がられた感じ」(現場にいた人) 女性は右往左往する男たちを押しのけ、市長に心臓マッサージを開始。看護の資格があったとみられます。手前からさらに2人の女性が駆けつけますが、そこに信じがたいアナウンスが。 「女性の方は土俵から下りてください」 「