新型コロナウイルスの感染拡大で保健所の業務がひっ迫しているとして、神奈川県は9日以降、保健所が行う濃厚接触者の調査を大幅に縮小すると発表しました。 神奈川県では、これまで感染者が確認されると保健所が濃厚接触者や感染経路を詳しく調べる「積極的疫学調査」を行ってきましたが、感染者が急増し、対応できなくなってきているということです。 このため県は9日以降、一般の感染者については、同居する家族以外の濃厚接触者の調査を原則として行わないとする新たな方針を発表しました。 例えば、グループで食事をした人の感染が判明した場合でも、ほかのメンバーについて濃厚接触者としての調査は行わないほか、検査もしないということです。 一方、医療機関や福祉施設など感染の拡大や重症化のリスクが高い場所で感染が確認された場合は、重点的に調査や検査を行うとしています。 神奈川県医療危機対策本部室の山田佳乃担当課長は「すでに、ウイ
![保健所ひっ迫で接触者調査を縮小|NHK 首都圏のニュース](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/3f51ee030e5238ae1929d22427babcdf13b42d24/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fwww3.nhk.or.jp%2Fshutoken-news%2F20210108%2F1000058689_20210108183213_m.jpg)