[東京 18日 ロイター] 新生銀行8303.Tが、一部の個人顧客に対して提携金融機関のATM(現金自動預払機)の利用回数を抑えるように要請していることが18日、明らかになった。 8月18日、新生銀行が、一部の個人顧客に対して提携金融機関のATMの利用回数を抑えるように要請していることが明らかになった。写真は都内で。2004年撮影(2009年 ロイター/Eriko Sugita) 新生銀は、同行に総合口座を開設している個人顧客に対して、提携ATMから引き出しをしても手数料ゼロのサービスを謳(うた)っている。要請を受けた一部利用者からは「利用回数を制限するような話は聞いてない」などの不満や困惑の声が挙がっている。金融庁も新生銀から近く事情説明を求める方向だ。 新生銀の取引関係者からロイターが入手した文書によると、新生銀は一部の顧客に文書を送付し、提携金融機関のATMの引き出し回数を控えるよう