シャンタン(上湯)とは丁寧にアクをとった中華の高級スープのことです。その名を冠した「創味シャンタン」は、業務用の中華料理のベースとなる調味料として、多くの料理人の支持を受け、全国の中華料理店をはじめとする様々な厨房の中で使われてきました。 発売開始から56年、これまで当社が出荷した累計個数は約5,000万缶、炒飯に換算すると、100億食分に相当します。この数字からも「創味シャンタン」の味は日本人になじみ、愛されてきたと言えるでしょう。 作り手である当社は、黒子として製造に徹していたため名前が表に出ることはありませんでした。料理人と一部の料理好きの方だけの、知る人ぞ知る、中華調味料だったのです。 時代が流れ情報化が進むと、この中華調味料の噂が主婦の間にも広がってきました。もっとより多くの人に届けるために登場したのが、白い缶入りの「創味シャンタン」です。 1961年、京都・東山の地でひとつの調