新型コロナウイルス対策を厚生労働省に助言する専門家組織は、変異ウイルスについて、5月前半には首都圏などでも主流になるとの見解を示した。 厚労省アドバイザリーボード・脇田座長「N501Yというのが、もうすでに関西地方では主流になっているというふうに考える。東京においても、半分程度は変異株に置き換わってきたのではと議論があった」 感染力が強い変異ウイルスが拡大している地域では、従来のウイルスから急速に変異ウイルスに置き換わっているとみられている。 大阪、京都、兵庫では、3月中には半数以上が変異ウイルスに置き換わったとみられていて、5月中には、ほぼ全てが変異ウイルスに置き換わるとみられている。 東京、神奈川、千葉、埼玉では、4月初めの時点では、およそ10%と推定されているが、5月には9割を超えるほど、急速に増えるおそれがあると推定されている。 【関連記事はこちら】 >>>【データでみる新型コロナ