今回から数回に分けて、電子メールプロトコルの「IMAP (Internet Message Access Protocol)」について解説したいと思います。 最初に、簡単に私たちとIMAPとのかかわりについてお話ししたいと思います。私たちオレンジソフトは、Windowsで動作する「Winbiff」という電子メールクライアント(メーラ)を開発、販売しています。1994年の開発当初、世間ではNetWareをはじめとするファイルサーバが普及しつつあるときでした。ファイルサーバは、どのPCでも同じファイルを参照することができるということで、瞬く間にオフィスに普及したわけですが、メーラ開発者として、メールでも同じような環境―どこでも同じようにメールを参照する―を実現したいと考えるのは、とても自然なことでした。これが私たちとIMAPの最初の出合いです。 残念ながら当時のIMAPは、IMAP2bisとい
Gmail、IMAP、Thunderbird――この三位一体をフルに生かす設定方法や活用法を紹介する。 GmailがIMAPに対応し、すべてのデバイス、コンピュータ、クライアントの間で電子メールを同期できることにコンピュータオタクたちは胸を躍らせている。iPhone、職場のマシン、自宅のコンピュータを問わずどこでもメッセージを取得し、フォルダリストを維持できるという点で、IMAPは普通の古いPOPよりも格段に優れている。IMAPに興味を持っているけれど、どのデスクトップアプリケーションでGmailとIMAPを使えばいいのか分からないのなら、拡張可能で高速、そしてプラットフォームを問わず無料で使えるMozilla Thunderbirdを検討してみてほしい。われらが愛するFirefoxの弟分だ。ここでは、IMAPを使ってThunderbirdでGmailをフル活用する方法を紹介する。 IMA
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く