「センチネル・アジア」は、アジア太平洋域の自然災害の監視を目的とした国際協力プロジェクトです。地球観測衛星など宇宙技術を使って得た災害関連情報をインターネット上で共有し、台風、洪水、地震、津波、火山噴火、山火事など自然災害被害を軽減、予防することを目的としています。2005年に提唱され、2006年にプロジェクトチームが発足。現在、20ヵ国51機関、8国際機関が参加し、その利用や実績は着実に広がってきました。 2006年1月に打ち上げられたJAXAの陸域観測技術衛星「だいち」の画像も、「センチネル・アジア」に提供され、自然災害被害の把握などに貢献しています。