「思えば、かつてこの番組が始まったころには、『バカヤロー』と叫ぶ監督を筆頭に、個性豊かな悪役レスラーが多かった。しかし、今や彼らの姿はない。リングの上はベビーフェイスのレスラーが殆ど。なのにただ一人、田原氏だけがレフェリーのくせに凶器を振り回して暴れまくっているのである」 パネラーはどんどん変わっていったが、田原氏はリングに残り続けた。悪役レフェリーからの転身をはかることもなく、むしろその持ち味を強化し続けた。だからこそ、「老害」といった反発を余計に買いやすくなっている、というのが現状ではないだろうか。 「まだ若い」という落とし穴 田原氏の事例は他人事ではない。 多くの場合、自己認識と他者の評価にはギャップがある。自分だけは「まだ若いから大丈夫」、周囲は「年寄りの冷や水」と思っているという構図はどこにでもある。 さすがに田原氏の場合、自分を若いと思っているわけではないだろうが、一方で、悪気
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