タグ

日本と自由に関するmasato611のブックマーク (2)

  • 不況下で忍び寄る保護主義の誘惑 - 『自由貿易の罠』

    ★☆☆☆☆ (評者)池田信夫 自由貿易の罠 覚醒する保護主義 著者:中野剛志 販売元:青土社 発売日:2009-11-04 クチコミを見る 大恐慌のころから、不況になると保護主義が出てくるのは世の常である。1930年代のスムート=ホーレー法(輸入関税法)が世界的な保護貿易の応酬のきっかけとなり、世界がブロック経済化して第二次大戦の一つの原因となったという反省に立って、戦後GATTやWTO(世界貿易機関)によって貿易自由化の交渉が続けられてきた。 しかしオバマ政権の財政政策には、政府調達を国内製品に限る条項が設けられ、日でも、民主党が日米FTA(自由貿易協定)の締結をマニフェストに入れたのに対して、農業団体が反対してこの公約が撤回された。このように保護主義に向かう圧力はつねに強く、それを防がないと世界経済の回復は遅れるというのが先日のG20の警告である。 ところが著者(経産省の課長補佐)は

    不況下で忍び寄る保護主義の誘惑 - 『自由貿易の罠』
    masato611
    masato611 2011/01/19
    著者の強調するように、国内的に保護貿易が望ましいのは自明で、それは重商主義の主張である。問題は、互いに保護貿易を競う「囚人のジレンマ」が生じたとき、それが自由貿易より望ましい結果をもたらすのかというこ
  • 個人の個性と社会のエキセントリシティ | wrong, rogue and log

    ジョン・スチュアート・ミルの「自由論」(山岡洋一訳)からの引用である。 賢明なこと、高尚なことはすべて、少数のひとがはじめたものであり、そうならざるをえない。そして通常は、そのなかの一個人がはじめたものなのだ。… …ごく普通の人の集まりにすぎない大衆の意見がどの国でも圧倒的な力をもつか、そうなろうとしているいま、この流れと均衡をとり、その欠陥を補うのは、卓越した思想の高みに立ち、はっきりした個性をもつ人物ではないかと思えるのである。このような状況ではとくに、まれな個性をもった人物が大衆と違った行動をとるのを抑制するのでなく、奨励するべきである… …世論の専制によって突飛な言動(eccentricity)が非難されているからこそ、この専制を打ち破るために、突飛な言動がでてくるのが望ましいのだ。…ひとつの社会に突飛な言動がどれほど多いかは一般に、その社会に才能や知的な活力、道徳的な勇気がどれほ

    個人の個性と社会のエキセントリシティ | wrong, rogue and log
    masato611
    masato611 2009/11/03
    現行日本で起こっている過度なコンプライアンスやアニマルスピリットの収縮を見る限り、「卓越した思想の高みに立ち、はっきりした個性をもつ人物」が現れ「突飛な言動」をすることのほうが、計画主義的な政治思想の
  • 1