タグ

2011年6月5日のブックマーク (1件)

  • RIETI - 「中所得の罠」を警戒する中国

    (『あらたにす』新聞案内人 2011年4月28日掲載) 「中所得の罠」とは 2007年の世界銀行の「東アジアの復興」という報告書で提起された概念である。それによると、多くの発展途上国は、「貧困の罠」から脱した後、「テイクオフの段階」に入り、一時的に高成長を遂げるが、一人当たり国内総生産(GDP)が中レベルになると、貧富の差の拡大、腐敗の多発など、急速な発展に伴う歪みが顕在化し、経済成長も停滞するという形で「中所得の罠」 に陥ってしまうのである。ブラジルや、アルゼンチンなどが、その典型例である。 中国は、昨年の一人当たりGDPが4000ドルを超え、まさに「中所得の罠」に陥るか、それとも一気に先進国に追いつくかという岐路に立っており、その今後の行方が内外から注目されている。 中国国内では、多くの新聞や雑誌が「中所得の罠」の特集を掲載している。その中に、『人民論壇』誌が「中所得の罠」をテーマに行

    masato611
    masato611 2011/06/05
    多くの発展途上国は、「貧困の罠」 から脱した後、「テイクオフの段階」に入り、一時的に高成長を遂げるが、一人当たり国内総生産(GDP)が中レベルになると、貧富の差の拡大、腐敗の多発など、急速な発展に伴う歪み