最近良く感じることが、人生がいかに限られた可能性の上に成り立っているのかということ。 過去の重要な転機を思い出してみると、殆どが偶然の出会いや思い付きの産物で、ほんのちょっとでもタイミングがズレていれば起こらなかっただろうなと思える機会が殆どだ。 もちろん、機会を得たとしても、それを能動的に掴みとりにいかなければ、そこからは何も生まれない。そのためにはまずはそれを掴みにいくかどうかという決断が必要になるのだが、この決断自体はあまり重要ではないと思う。というよりも、これは決断ですらなく、その機会に出会った時点で、それまでの生き方、日々の小さい判断をベースに創りあげられた自分の哲学・信念によって既に決まっているのではないかと思う。 未来はもちろん不確実なわけで、全てを予測することは不可能。10年後の世界がどうなっているかなど予想不可能だし、10年後の自分がどうなっているかは客観性が担保出来ない