「オオカミ少年」とは、ハニカミ少年や、滑舌が悪くて、オオカミの少年ではない(言われなくても、わかっている)。「オオカミが来たぞ~」とウソをつく少年だ。いわゆる人騒がせな愉快犯。何度もウソをつくので、すっかり村人の信用を失い、ホントにオオカミが来たときに誰も信じてもらえなくなる童話。では、どのくらいウソをつくと、あの人はウソつきだという確信を抱くようになるのか。「ベイズ推定」を使った「オオカミ少年」シミュレータ。 「嘘つき、正直」と「ウソ、ホント」の数値は、それぞれの性向を表す。で、「オオカミが来ない確率」というのは、まわりくどい表現だが、「オオカミが来るぞ~」と言ったが、実際は「オオカミが来ない」場合の確率、結果的にウソをついたことになる(オオカミが来る、来ないかは乱数で決めるが、その度合)。グラフの縦軸は、嘘つきであると判断する「確信度」を表す。 で、何度かグラフを描いてみると、同じ数値