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ブックマーク / rionaoki.net (5)

  • 日本経済の現状 | rionaoki.net

    経済産業省が公表しているスライドがよく出来ているのでここでも紹介(ht @kazemachiroman)。日が抱える問題とここに至るまでの経緯が丁寧に解説されている。ではどうしたらいいのかという部分になると急に説得力がなくなるが、日語だし全部読む価値はあるように思う。特に興味深いグラフを幾つか抜粋する。 日の産業を巡る現状と課題 まず各国の貯蓄率の推移だ。日は貯蓄率が高く、アメリカは借金だらけというイメージを持つ人が多いと思われるが、日の貯蓄率はアメリカを下回っている。高齢化や社会保障によって貯蓄率が下がるのはしょうがないが、それにしても衝撃的な数字だ。 最近、株主主権の問題と絡めて話題となった労働分配率だがここでも日は英米独仏などよりも高い水準を保っている。特にドイツが一番低いのは興味深い。 企業の海外移転に関するアンケート結果だ。多くの企業が生産機能移転を決定ないし検討して

    masato611
    masato611 2010/03/05
    労働分配率だがここでも日本は英米独仏などよりも高い水準を保っている.日本で働く人は開発・研究・本社機能で能力を発揮出来るようにならないと厳しい。全体に人口が減っていくものの、相対的に地方での人口減少が
  • 余剰資金は成長産業へ | rionaoki.net

    最近、企業がもっと従業員に利益を分配しろという意見が多い。しかし、重要なのはどのような資源配分が最も効率的かだ。 トヨタもキヤノンも内部留保を使うが雇用には使えない? -10年で2倍増の内部留保こそ“埋蔵金” 企業の内部留保が2倍以上になった1998年から2008年の10年間で、労働者の非正規化が進み、ワーキングプアが3人に1人に激増し、労働者の給与は35万円も減ったということです。 内部留保が倍増する中で労働者の取り分が減ったということから次のような疑問が提示されている。 普通に考えて、いくらなんでも内部留保が10年前の2倍以上というのは溜め込み過ぎでしょう。少しは労働者や社会に還元してもいいのではないでしょうか。 「普通に考えて」と言えば、考えなくてもいいわけではない。企業は従業員に給与を払っているし、利益を上げる過程で社会に便益をもたらしている。「少しは」が何を意味しているのかよく分

  • ハイチの債務免除 | rionaoki.net

    ハイチに対して債務免除を行うべきという声が上がっているが、その効果をめぐって疑問が投げかけられている。 For Haitians’ Sake, Drop the “Drop the Debt” | David Roodman | Global Development: Views from the Center the benefits of debt relief over the next few years, however done, will be tiny. ハイチの対外債務支払いは2009年で1,800万ドル、2011年で3,400万ドルだと言う。しかもそのうち900万ドルはIDB経由でアメリカ政府が負担しているそうだ。残りは台湾とベネズエラへの負債で、アメリカなどでの市民運動が影響を与えるのは難しい。 How to square this with the enormity

    masato611
    masato611 2010/02/03
    寄付は基本的に所得移転なので、それ自体として何かを生み出すことは少ない。本人が寄付に価値を見出して行うのであれば何らかの効用があるのだろうが、労力を使って他の人間に非自発的な寄付を行わせることは社会全
  • 失敗を責めない社会 | rionaoki.net

    起業家はリスク愛好的な、ちょっとおかしな人々がやるようなことだという認識はないだろうか。しかし、起業をするのにリスク愛好的である必要はないし、ビジネスをする上で慎重に計画を練って行動することは必要だろう。 失敗する可能性はあるが社会的に有益な事業を増やすためには、起業に伴うリスクを下げることが必要であり、その一番重要なステップは失敗を責めるのをやめることだ。 Entrepreneurs and Risk « The Baseline Scenario I’m inclined against the conventional wisdom because I co-founded a company, it’s done pretty well, and I’m about the most risk-averse person I know. (Want proof? I even wo

    masato611
    masato611 2010/01/18
    起業の直接的な費用は、その間ほかの会社で働くことができないという機会費用ぐらいだ。これは(少なくともアメリカでは)それほど大きくない。労働市場が流動的であれば仕事を変えることのデメリットは少ない。
  • 日本の強みは東京にある | rionaoki.net

    の強みは集積経済 日国内のグローバル化において、グローバル化が日に及ぼす影響を日国内での地方の衰退と比較し、「東京が地方の政令指定都市のような存在になる」と主張した。この変化はWillyさんが指摘されたように、 もっともマクロ的な指標から考えると日が他の先進国対比で衰退するスピードはそれほど急速ではないと思います。例えば日米の一人当たり経済成長率を比べ ると米の方が高いと思いますが、その差は大きめに見積もって1%程度です。Medianで比べたらもっと小さいか、逆転の可能性もあるでしょう。 一部の論者が騒ぎ立てるほど急速には進まないが、徐々に進行していく。そのとき、日の強みは何だろうか。 私は、将来日の最大の強みは東京という巨大集積経済になると考える。都市の集積経済(urban agglomeration)の経済効果は莫大だ。規模の小さな経済地域では成立しないようなビジネスも

    masato611
    masato611 2009/12/28
    地方へのばらまきをやめ、東京都市圏への適切な投資を行っていくことが重要になるだろう
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