7月に入ったばかりなのに、2010年卒者の就活戦線はもう終盤戦だと言われています。そんな中、リクルートワークス研究所から、2010年卒者の大卒求人倍率が発表になりました。早速結果を見ていきましょう。 民間企業の求人総数は72万5,000人で、昨年の94万8,000人より22万3,000人減 求人倍率は【1.62倍】で、昨年の2.14倍から0.52ポイント低下 求人数が昨年から1/4も減少しているという現実は、厳しさを伝えるのに十分な数値かもしれません。メディアでは氷河期という言葉も使われ始めています。しかし、もう少し俯瞰して見てみましょう。バブル崩壊後に2度あったと言われる就職氷河期ですが、その頃の状況を振り返ってみると、 第一次氷河期(1996年卒者):求人総数39万700人、求人倍率1.08倍 第二次氷河期(2000年卒者):求人総数40万7,800人、求人倍率0.99倍 だったことを