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ブックマーク / okemos.hatenablog.com (3)

  • ハリウッドが一番儲けるジャンル - P.E.S.

    Economixのキャサリン・ランペルさんが映画ジャンルごとの投資収益率についての記事を書いてました。一応映画好きなので、訳しておきます。 ハリウッドが一番儲けるジャンル 今週初め、Forbesがこの夏の映画投資収益率(R.O.I.)についての記事を掲載したが、その中でいくつかの作品はいまだにその製作費を回収できていないと書いている。たとえば、"R.I.P.D."(日版サイト)は制作に1億3000万ドルかかったが、Box Office Mojoによると世界興収は5000万ドルに届いていない。 その一方、ホラー映画"The Purge"は制作には300万ドルかかったが、世界中で8000万ドル近く稼いでいる。これは興収リターンが制作費の26倍以上ということだ。フォーブスの記事は「ホラー映画は利益を出すことについて間違いなくハリウッドで最良の賭けだ」としている。 なので、これがいつでもそうな

    ハリウッドが一番儲けるジャンル - P.E.S.
    masato611
    masato611 2013/08/14
    平均的な映画はその元々の製作費の452%、つまり予算の4.5倍を世界興収で稼ぐ。
  • 政治と所得不平等 - P.E.S.

    とある論文を読んでましたら、分かりやすくて興味深い図がいくつも載っていましたのでそれらを紹介。論文はBonica, McCarty, Pool, and Rosenthal (2013) "Why Hasn't Democracy Slowed Rising Inequality?"*1、訳すると「なぜ民主主義は拡大する不平等を抑えてこなかったのか」。単純な中位投票者定理と、大抵の社会では所得の中央値は所得の平均値を下回るので有権者の過半数は平均以下の所得となる事に基づくと、民主主義においては再分配への傾向があり、これは所得不平等が高まれば高まるほど強くなるはずという公共選択論の比較的有名(?)な主張にも関わらず、民主主義国家においてここ数十年の不平等の拡大に対する再分配要求が強まらなかったのはなぜかということについての論文です。この論文の載っているジャーナルのトップ1%特集の一つで、これ

    政治と所得不平等 - P.E.S.
    masato611
    masato611 2013/08/14
    政治的分裂は政治の機能マヒをうむわけですが、そのせいなのかどうなのか、少し遅れてアメリカの所得格差が開いていきます。下の図はトップ1%の所得シェアと民主・共和両党間の政治選好の違いを一緒に図に描いたもの
  • キャロル・グラハム:幸福の経済学 - P.E.S.

    明けましておめでとうございます。もしよければ、今年もよろしくお願いします。 さて、新年一つ目の翻訳ですが、実は昨年12月にマイケル・ムーアの「キャピタリズム」を観にいきました。まあ映画のテーマが暗いせいというのは置いておいても今一でしたが、それはともかく、映画中でウォールストリートジャーナルの偉いさんが、「民主主義よりも資主義の方が大切なんだ」「経済成長が重要なんだ」みたいな事を言ってらっしゃいました。で、これは経済学を勉強された人ならお解りいただけると思いますが、経済学における物事の良し悪しの判断基準は厚生・効用水準です。経済成長ではなくて。ミクロの論文だと後ろの方に、welfare analysisについてのセクションがあって、その論文に書かれた事を実行すれば人々の厚生がどれほど高まるか(だからこの論文には意味があるんだ!採用してくれ!)が書かれているのが多いですよね。俺はマクロは疎

    キャロル・グラハム:幸福の経済学 - P.E.S.
    masato611
    masato611 2010/01/14
    我々は、一人当たり所得が同じようなレベルの国々で、経済成長率が高いほど、平均して、(サーベイへの)回答者は成長率が低い国の回答者よりも幸福でないことを発見しました。なぜそうなるのかの説明の一つは、より
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