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2013年7月21日のブックマーク (1件)

  • 朝日新聞デジタル:「ウナギ食べると災い」 サバ村の教え受け継ぎ800年 - 社会

    「災いを避けるため、川で捕れたウナギは神社の池に放した」と話す安野武行さん。後ろは800年前に村人がウナギをべないと誓った三島神社=山口市の鯖(さば)地区山口市の鯖(さば)地区の地図  【峯俊一平】生まれてこのかたウナギをべたことがない。そんな住民が大半を占める集落が山口市にある。22日の土用の丑(うし)の日にも関心はなし。約800年前から「ウナギをべると災いが起きる」と言い伝えられているためだ。  市中心部から車で1時間。山々に囲まれた鯖(さば)地区には民家26戸が点在し、約50人が暮らす。1180年に焼失した奈良・東大寺を再建する際、鯖村(当時)の木も使われ、木こりでにぎわったという。  その当時の出来事が、言い伝えの起源だ。隣村で捕れた大ウナギが配られ、みんなでべると、その夜、腹痛を訴える村民が続出。3日後には村全体に疫病が広がり、半数近い村民が死んでしまった。 続きを読む関