朝日新聞と読売新聞は4月1日から、鹿児島県の一部地域で記事や写真の相互配信を始める。地域取材網の強化と紙面の充実が目的。 朝日の鹿児島総局霧島支局管内の霧島市、伊佐市、姶良(あいら)市、湧水町と、読売の鹿児島支局指宿通信部管内の指宿市、枕崎市、南さつま市、南九州市の7市1町が対象地域。朝日は霧島支局管内、読売は指宿通信部管内で取材した記事を配信する。内容は自治体の発表や行事、季節の写真ものなどに限定。掲載は配信を受けた側の判断で決め、原則として末尾に「朝日読売地域取材特約」と記す。この連携は独自取材を妨げるものではなく、紙面づくりの競争は続ける。