2016年度の政府経済見通しが発表された。実質1.7%成長は、強気と言って良いだろう。四半期ごとの見通しはオープンにされていないが、10-12月期から前期比0.4%成長を続け、消費増税の駆け込み需要がある最後の2017年1-3月期が0.8%成長になると目標達成だ。2014暦年が-0.1%成長、2015暦年が0.7%成長(見込み)の状況で、2016暦年が1.6%まで加速できるかどうか。そうなってほしいとは思う。 消費の2.0%成長は、もっとハードルが高い。この見通しを達成するには、10-12月期から前期比0.4%強の成長を続け、同じく駆け込み需要の2017年1-3月期は1.5%成長を遂げる必要がある。2014暦年が-1.0%、2015暦年が-0.8%(見込み)の状況なのに、2016暦年は+1.5%のペースまで引き上げないといけない。 成長の加速は、すべて「民」頼みであり、政府見通しの公需の寄
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