注釈: 普通の階段は建築基準法で蹴上げの寸法は22センチメートル以下、踏面の寸法は21センチ以上と決められています。即ち一番急な階段で作っても勾配は22/21で階高2m70cmを上がるには13段で2m52cmの床のスペースが必要です。しかし互い違い階段を使えば、11段なら1m43cm15段なら1m92cmでしか要りません。きわめて省スペースであるのにハシゴのように下りるときは両手で持って後ろ向きに下りる必要はありません。片手で手すりを持って前向きに下りることができますので片手で持てるものなら持って上がったり下りたりできます。 互い違い階段の原理 小社の調査では、階段を上る時 利き手に関係なく大方の人が右足から上ります。つまり第1段目は右足が乗るところしか所しか必要がありません。第2段目は左足 第3段目は右足ですから交互に階段の踏み板を作っていくと通常の階段の1/2で上ることが出来ます。下り