岩田さんのようなリフレ派が日銀で幅を利かせていたせいで、 財政支出の拡大が抑えられてしまったんでしょうが! それに就任時に発言した、 「2年後の物価上昇率が2%に達しなかったら『辞任する』」という 「コミットメント」については、 「これまで2%未達の理由も説明してきた。『辞任』の言葉が一人歩きして誤解されたことを思うと、発言しない方がよかった」 …。 日銀副総裁を務めたほどに人物の発言とは思えません。 ここまで責任をないがしろにできるほど、 日銀副総裁という役職は軽いものなのでしょうか。 確かに、金融政策のみでのデフレ脱却は困難であり、 同時に財政政策を打つべきと、発言されたことは評価したいと思います。 ただ、そうであるならば、 明確に自分は間違っていたということを明言してほしいんです。 そうでなければ、 黒田日銀の5年間に対する検証があいまいになり、 また、同じ失敗を繰り返すことになるで