ウクライナで続くロシアによる軍事侵攻を巡っては、首都キーウ近郊の町ブチャで多くの市民が殺害されているのが見つかるなど欧米各国の間ではロシアの責任を追及する声が強まっています。 こうした中、NATO=北大西洋条約機構の外相会議が6日から行われていて、日本の外務大臣として初めて林外務大臣が出席しています。 会議を前にストルテンベルグ事務総長がNHKの単独インタビューに応じました。 インタビューの内容を全文掲載します。 ■ブチャなどで残虐行為が行われたことに疑いない Q:事務総長はよく「NATOには独自の情報があり、ウクライナの状況を注視している」と話しています。 ブチャで市民を殺害したのはロシア軍で、殺されたのは一般の人々だと確信していますか? NATO ストルテンベルグ事務総長: 「われわれにはさまざまな情報がありますし、商用衛星やメディア情報など、公開されている情報も見ています。 これらを