このところ、コンビニエンスストア業界で目立った動きが立て続けに起こっています。ファミリーマートとサークルKサンクスを展開するユニーグループ・ホールディングスは経営統合に向けて交渉に入ることが発表され、東海地方地盤の中堅チェーン、ココストア買収の最終調整に入っているとも報じられています。もし統合が実現されれば、業界3位のファミマと同4位のサークルKサンクスの店舗数は合計1万7668店舗(2015年3月末現在)となり、国内店舗数では僅差とはいえセブン−イレブンを抜き、業界トップに躍り出ることになります。 また、業界2位のローソンは、佐川急便を傘下に持つSGホールディングスと提携し、今夏から店舗を基点に「御用聞き」や「宅配弁当」などのサービスをスタートさせ、15年度中に東京都内100店舗、17年度までに全国1000店舗に導入する計画だといいます。高齢化やインターネット販売の商機を狙ったものでしょ