国内航空3位のスカイマークは、3月29日からの夏ダイヤで、全24路線のうち19路線の普通運賃を最大約24%値下げする。 昨年10月からの冬ダイヤでは、収益改善を狙って最大約69%の値上げを行ったが、深刻な客離れを招いたことから、値下げに踏み切る。 平均の値下げ率は約9%。値下げ率が最も大きな路線は、神戸―長崎、鹿児島で、2万1000円を1万5900円に変更する。主要路線では、羽田―福岡を2万7000円から2万5900円に、羽田―那覇を3万5000円から2万8900円に、それぞれ値下げする。 4~5月は日曜日(5月3日除く)限定の割引運賃「ハッピーサンデーキャンペーン」も導入し、全路線を5000円~1万円にする。 スカイマークは値下げによる利用者増に加え、羽田空港発着便での全日本空輸、日本航空との共同運航を実現することで、業績回復を目指す。