右肩上がりの普及率を達成したことで、国内のスマートフォン(多機能携帯電話)市場はほとんど飽和状態にある。そうした状態のなか、低い利用料金が売りの「格安スマホ」の台頭などもあって、各キャリアは業績拡大のために様々な施策を講じてしのぎを削り合っている。そうした競争で最近大きな話題になったのは、やはり国内通話定額制とデータ容量を分け合うことのできる「定額制&容量シェア」パックサービスだろう。各キャリアともにほぼ同時期に横並びの料金でサービスを開始したが、その結果、大手3キャリアのうちの1つのNTTドコモ<9437>は、通話料金が多い顧客がそちらのサービスに流れて行ってしまい、業績を大きく落とすこととなってしまった。またNTTドコモのそうした影響は自社だけにとどまらず、親会社であるNTT<9432>の業績にも少なからぬ影響を与えることとなった。 NTTドコモは新サービスでもって業績を落としてしまっ
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