介護施設に入れない人52万人!介護需要の実態とは?厚生労働省は3月に、特別養護老人ホームへの入所を希望しているのに入所できていない「待機者」と呼ばれるお年寄りが全国に約52万人いるとの集計結果を公表しました。これからさらに高齢化が進む日本。はたしてなぜ特別養護老人ホームへの入所が殺到しているのでしょうか?その実態に迫ります。 介護施設に入りたい人が52万人と聞いて皆さんはどのように受け止めるでしょうか?介護の深刻さを思い浮かべる方もいれば、介護施設不足を問題視される方もいらっしゃるかもしれません。 実はこの52万人という数字は、2013年度における特別養護老人ホーム(特養)に入所できていない高齢者の数を表しています。介護施設といえば、特養の他にも有料老人ホームなどもありますが、なぜ特別養護老人ホームへの入所が殺到しているのでしょうか? 特別養護老人ホームは安価で魅力 特別養護老人ホームは現