cakesは2022年8月31日に終了いたしました。 10年間の長きにわたり、ご愛読ありがとうございました。 2022年9月1日
◇国立成育医療研究センターなどのチームがまとめ 女性が出産後にうつ傾向を示しやすいことは知られているが、男性も妻の出産後に2割弱が理由もなく不安になったり心配したりする傾向があるとの調査結果を、国立成育医療研究センターなどのチームがまとめた。子育てと仕事の両立への重圧などが背景にあるとみられる。うつ傾向の夫は、大声でしかるなど子どもへの虐待につながる行為の危険が高まるという。 男性が育児に積極的に参加する「イクメン」が推奨される中、夫もメンタルヘルスが不調になりやすいことを示すデータで、同センターの竹原健二研究員(疫学)は「児童虐待防止の観点からも、労働時間の短縮など、夫のストレスを軽減する配慮が必要だ」と指摘する。 2012年11月から半年間、愛知県内の自治体で、妻が妊娠中の男性のメンタルヘルスの状態と、虐待につながる行為との関係について調べた。 その結果、妻の出産後3カ月まで追
このマンガは実在のゲームや実在のスク●ェア・エニ●クス様とは一切の関係がありません。 ◆ 解説 というわけで、大うつ病性障害の話。 いかがでしたでしょうか。 まとめますと、 ・大うつ病性障害は、一般的に考える「うつっぽさ」とはレベルが違う。 ・その治療には、基本的に薬剤は必須。 ・「気持ちの持ちよう」で片づけるのはやめてあげてください。 という話でした。 専門的に、そういう「うつ病」のことを「内因性うつ病」と言います。 体の中、ホルモンの問題で起こるうつ病なので「内因性」と言います。 逆に、ストレスを原因として発症することを「心因性」と言います。 ちなみにケガや事故などで脳がダメージを受けて、精神疾患になることは「外因性」と言います。 とはいえ、内因性と心因性、厳密に「こっちが要因」とハッキリ言えることは、ほとんどありません。 たとえば内因性のうつ病であっても、大きなストレスをキッカケとし
難しい、「治癒」と「復職可」の判断 塩野:今は本当に企業におけるメンタルヘルスの問題が大きくなっていますよね。うつ病などで本当に苦しんでいる人もいますが、経営側から見ると、その人が本当にメンタル不調なのか、ただの怠け者なのか、それとも職場に問題があるのかがわかりにくいという問題がある。そこを見極めるのはきわめて難しいと思うんですけど。 大室:きわめて難しいですね。でもその人がどういう病気かどうかを判断するのは、産業医ではなく、その人がかかっている病院の主治医の仕事なんです。産業医はその人がうちの会社で働けるかどうかをジャッジするのが仕事。 たとえばダルビッシュのような5億円もらってるピッチャーが肩を壊したとします。この人の「復職可」のラインは155キロの球を投げられることなんですよね。でも130キロまでしか投げられないと、医学的には「治癒」だとしても、職場的には「復職不可」になってしまう。
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