参議院選挙の党首討論を見ても、経済や憲法改正が主要テーマで、私の最大関心事である男性の育児休暇については一言も言及されない。待機児童問題について語られることはあるが、保育園不足にばかり主眼が置かれ、男性の育児・家事参加とはあまり結び付けられない。 私は、国連職員の妻に寄りそう主夫として、3ヶ月前に中東ヨルダンに赴任してきた。2ヵ月後に長男が生まれる予定で、毎日妻のお腹を触りながら長男に話しかけ、その度に、長男が動く頻度が増し、幸福感で一杯になる。出産後は妻が働き、私が育児に専念する予定だ。そんな私からしたら、男性が育児や家事を楽しめる社会を目指す政治家に一票を入れたいと思う。