イクメンという言葉をよく聞くようになったが、実際、仕事や地域活動に忙しくて、子どもや家族を犠牲にしてしまっていると悩むお父さんは多いかもしれない。しかし、父親が仕事や地域活動を頑張る姿を見せることは、子どもにとって大切なことでもある。 『父親業! 「仕事か、家庭子か」で悩まないビジネスマンのルール』(中山和義/著、きずな出版/刊)では、多忙な毎日のなか、自分も家族も幸せにしたいと願うビジネスマンのために、子育てに大切な51のポイントを紹介している。 子どもは自分が育った家庭をお手本にし、大人になったとき、父親がしてくれたことを思いながら新しい家庭をつくっていくものだ。では、今、子ども、家族に対してできることは何か。絆をつくるためにも家族のルールを決めるというのもひとつの方法だ。 たとえば、家族写真をリビングやダイニングに置いてみる。子どもに家族の大切さを教える意味でも、家族で撮った写真をみ