NISAはISAの日本版 NISAは、イギリスのISAの日本版として創設されました。但し全く同じものではありません。共通点としては、株式や投資信託が購入対象であることや、配当・分配金・譲渡益が非課税であることなどです。一方、ISAでは預貯金や公社債も購入出来ますがNISAではできません。また、ISAには運用期限が無いこともNISAとは異なります。ISAはイギリス国内に居住している人であれば国籍に関係なく誰でも口座が開けます。そのため、利用者も多く、イギリスの金融市場では20兆円以上を動かしていると言われています。 またISAの利用層も広く、利用者の半数以上は年収2万ポンド未満(約300万円未満)と言われており、少ない資産でも運用できるという利点が既に広く支持されていると言えます。日本でこのISAをアレンジして導入しようというきっかけになったのは、2013年末に証券優遇税制が終了したためです