密林で見つかった石切り場の跡に残る岩を測量する学生隊員ら。石材を割るために彫られた矢穴の間隔などを記録していく＝スリランカ南東部・コティヤガラ村周辺で2023年8月8日、滝川大貴撮影
ｅｙｅ：眠れる仏に導かれ スリランカ遺跡探査隊50年 ［写真特集1/24］ | 毎日新聞
密林で見つかった石切り場の跡に残る岩を測量する学生隊員ら。石材を割るために彫られた矢穴の間隔などを記録していく＝スリランカ南東部・コティヤガラ村周辺で2023年8月8日、滝川大貴撮影
ｅｙｅ：眠れる仏に導かれ スリランカ遺跡探査隊50年 | 毎日新聞
1985年に境隊長によって発見された釈迦三尊像を3D計測調査する隊員たち＝スリランカ南東部コティヤガラ村周辺で2023年8月7日、滝川大貴撮影 スリランカの密林に人知れず眠る未発見の仏教遺跡を求め、探検家・作家の岡村隆さん（75）ら社会人・学生でつくるNPO法人「南アジア遺跡探検調査会」（東京都）は今夏、計16人の探査隊を派遣した。前身となる探検調査から数えて14回、50年の節目となる今回は遺跡14カ所を発見、3カ所で3D測量を取り入れた再調査を行った。新型コロナウイルス禍後初の遠征隊は、後進を担う探検家の育成も狙う。 南東部コティヤガラ村のウィラ川沿いの密林を列になって進む。地表温度は60度近く、汗だくになりながら、ヤブを切り払って進むこと約2時間。密林奥の巨岩裏をのぞくと釈迦（しゃか）三尊像がそびえ立つ。隊長の境雅仁さん（66）が1985年に発見した磨崖仏遺跡「一仏二菩薩（ぼさつ）像」
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