Borland Softwareは7月7日、デイル・フラー氏の社長兼CEO降板を発表した。即日実施され、後任は執行副社長兼COOのスコット・アーノルド氏を暫定CEOに任命。フラー氏は取締役にはとどまる。 同社はこの日発表した4~6月期決算の速報値で、売上高が6500万~6700万ドル、最終損益は1株当たり24~26ドルの赤字となり、同社の事前予想を下回る見通しだと報告。特に欧州で支出環境が予想よりも軟調に推移する状況が続いていると説明している。

2005年5月1日、ボーランド日本法人の新社長に河原正也氏が就任した。直前まで籍を置いた日本ヒューレット・パッカード(HP)では、横河HP時代からのプロパー組幹部社員として、コンサルティング部隊やシステムインテグレーション事業などを率いた経験があり、中国など海外でのソフト開発にも詳しい。就任間もない河原社長に、今後のボーランドの方向性を聞いた。 ◆ボーランドを、小さくても日本の勝ち残りに貢献できる企業にする。日本はハード製品で世界に冠たる輸出国になったが、今やその優位も薄れつつある。日本はソフト大国になるべきだ。携帯電話やカーナビ、アニメやテレビゲームなど、元気な産業はソフトに大きく依存するものばかりだ。人月単価を競うような形ではなく、新しい価値を持つソフトやコンテンツを次々に考え出せる国にならなくてはいけない。 ◆日本のソフト開発人口は増えていないのに、ソフトの規模は拡大し続けている。だ
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