Microsoftが非公開企業Tellme Networksを買収する見込みであることが、CNET News.comの入手した情報から明らかになった。Tellmeは、音声認識とインターネットの2つの世界の橋渡しをする製品を開発するメーカー。 両社の計画に詳しい情報筋によると、買収は今週中にも発表される見通しだという。 カリフォルニア州マウンテンビューに本拠を構えるTellmeは、インターネットの情報を電話で入手できるようにするサービスが最も有名。そのほかに、データや番号案内を電話の音声で自動応答するサービスを企業に提供する。 Microsoft関係者に問い合わせたところ、噂や憶測にはコメントしないという回答が返ってきた。Tellmeの広報担当Megan Dyer氏は、「われわれは依然として株式非公開の独立した企業だ」と述べ、Microsoftとの話し合いの有無についてはコメントを控えた。
「Software is Service」、「これからはサービスの時代」、このブログを通しても何度も引用してきた言葉だが、肝心の「なぜサービス型のビジネスモデルにシフトすべきか」という話をきちんとしていなかったとことに気がついた。そこで、今日は私の知り合いが経営しているTellmeを題材に、そのあたりを掘り下げてみようと思う。 Tellmeは、ネットバブルの真っ只中の1999年に作られた、VoiceXMLをサービスとして提供するシリコンバレーの会社である。VoiceXMLは、電話の自動応答サービスの構築のために標準化されたマークアップ言語で、商業サービスよりも先に標準化が先行したために、Tellme以外にも複数の会社が名乗りを上げ、あっという間にブラウザーのようにコモディティ化が起こりそうに見えた。しかし、その中でTellmeだけがそれを、年商1億ドル(110億円強)の黒字ビジネスに育てた
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