PS3は11月に3万9980円の低価格モデルを発売し、既存モデルも値下げた。「新モデルが好調で売り上げに貢献し、製造コスト削減で営業損益も改善した」と同社の大根田伸行CFOは話す。ソフトは前年同期(530万本)の約4倍・2600万本売り上げた。 PSPは07年9月に発売した新モデルが好調で、同22%増の576万台販売し、四半期ベースの販売台数は過去最高。ソフトは同14%減の1830万本だった。 PS2は「アジアや東欧、中東で前年を上回る勢いで売れている」(大根田CFO)という。ハード販売台数は同20%減の540万台、ソフトは同23%減の6090万本。 PS3「来期後半に逆ざや解消」 PS3は価格に対してコストが上回る逆ざやの状態が続いているが、「今の価格のままでいくとすれば、来期後半のどこかでブレイクイーブンに達し、逆ざやを解消できるだろう」と大根田CFOは言う。 年末商戦は好調だったが「