米国のセキュリティー会社Seculertは、Facebookを狙ったワーム「Ramnit.C」について発表した。 それによると、Ramnitは2010年に発見され、現在まで45,000以上のFacebookのログインアカウントを盗んだとされている。2011年の7月には、シマンテックがRamnit.Cは悪意のあるマルウェアの17.3%を占めていると発表している。 ブログによると、犠牲となっているのは、ほとんどがイギリスとフランスのユーザーで、69%がイギリス、27%がフランスとなっている。 攻撃者は、盗んだアカウントを使って、友達に悪意のあるリンクを送りつける。ユーザーはFacebookだけでなく、GmailやOutlookなど様々なウェブサービスに同じパスワードを使う傾向にあるため、攻撃者にとっては格好の標的となっているという。同社では攻撃者は旧来のメールではなく、ソーシャルネットワークを