ハッカーが米決済システム侵入=世界のATMから8億円盗む ハッカーが米決済システム侵入=世界のATMから8億円盗む 【ニューヨーク時事】米司法省は11日、英銀大手ロイヤル・バンク・オブ・スコットランド(RBS)の米決済処理部門RBSワールドペイのコンピューターシステムに侵入し、世界主要都市にある現金自動預払機(ATM)から900万ドル(約8億1000万円)を盗み出したとして、米ジョージア州アトランタの連邦大陪審がロシアや東欧のハッカー8人を起訴したと発表した。 同省によると、ハッカーはコンピューターシステムに入り込み、データを盗用してATMカードを偽造。これを利用して日本や米国、イタリアなど少なくとも280都市の2100台に上るATMから現金を引き出した疑いがある。昨年11月初めに実行され、わずか12時間以内で行われたという。(2009/11/12-07:49)