iOS 4で解決した脆弱性はiOS 4をインストールできないモデルやiPadにも存在するのだろうか――。 米AppleはiPhoneとiPod touch向けに配布を開始した新OS「iOS(旧iPhone OS) 4」で、膨大な数の脆弱性を解決した。これら脆弱性は、iOS 4をインストールできないモデルのiPhone/iPod touchやiPadにも存在する可能性が指摘されているが、それについてAppleのセキュリティ情報では何も触れていない。 Appleのセキュリティ情報によると、iOS 4で修正した脆弱性は全部で64項目。そのうち約半数はWebブラウザのレンダリングエンジンWebKitに存在する。コード実行に使われる恐れのある深刻な脆弱性も多数を占める。 iOS 4の配布対象は、iOS 2.0~3.1.3を搭載したiPhone 3G以降のモデルと、iOS 2.1~3.1.3を搭載した
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