世間的には知財どころではない雰囲気ではあるが、例によってあまり耳目を集めないながらも、知財について地味にロクでもない検討が続けられている。先週まで東京で開かれていた海賊版対策条約(ACTA)の交渉会合は、条文案についてほぼ合意したとの報道があり(経産省のリリース、朝日の記事、読売の記事、各国政府の共同声明、外務省のリリース参照)、この条約交渉と歩調を合わせるように、文化庁で9月14日から著作権分科会・法制問題小委員会・技術的保護手段ワーキングチームが開催され(議事概要、「Copy & Copyright Diary」のブログ記事参照)、経産省でも、つい先日の9月30日から、産業構造審議会・知的財産政策部会・技術的制限手段に係る規制の在り方に関する小委員会が開催されている(開催案内、議事要旨参照。hideharus氏のツイートも参照)。 これらのDRM回避規制を巡る検討は、日本政府がACTA
総務省「利用者視点を踏まえたICTサービスに係る諸問題に関する研究会」の「プロバイダ責任制限法検証WG」は2010年11月30日、第2回の会合を開催した。会合では関係者ヒアリングが行われ、日本音楽著作権協会(JASRAC)、日本レコード協会、コンピュータソフトウェア著作権協会、ユニオン・デ・ファブリカンの4団体が意見を述べた。 発信者情報開示手続きの簡素化を要望 JASRACでは、Webサイトに違法に掲載された歌詞と楽曲ファイルの検出のために終日クローリングし、データベースと照合して楽曲判定まで自動で行うシステムを使っているという。2002年10月から2010年10月末までにJASRACが実施した「侵害情報の送信防止措置」では、約49万件のファイルの削除を通知し、このうち約46万件が削除された。この間に通知したプロバイダーの数は453、侵害停止サイト数は約6982サイトに上る。削除を求めた
みんな大好きTechCrunchが掲載した「インターネット業界人が答えを知っている必要がある10の質問」が投資家向け情報ということを差し引いても非常によくできており、一度ブログ取り上げたいと思っていた。 インターネット業界人が答えを知っている必要がある10の質問〔スライド掲載〕 | TechCrunch Japan 投資銀行のMorgan Stanleyのアナリスト、Mary Meekerは今日(米国時間11/16)、Web 2.0 Summitでインターネットの世界的トレンドについて講演した。そのプレンゼンテーションスライドを入手できたので、ここにその「インターネット業界人が答えを知っている必要がある10の質問」を掲載し、概要を紹介しよう。 Internet Trends Presentation 一応、ブログのタイトルもFuture Insightなのでたまにはこんなヘビーネタもよいか
ファミマTカード 一部地域で利用休止 「ファミマTカードクレジット」を運営するファミマクレジットは25日、海外や国内の一部地域で24日から、同カードの利用を一時休止したことを明らかにした。休止地域では、買い物での支払い、借り入れのほか、インターネットショッピングでの利用ができない。再開時期は未定。 同社によると、カードの不正利用があったため休止した。具体的な休止地域については「不正利用の詳細を解明するためコメントできない」として明らかにしていない。 ファミマTカードは、コンビニのファミリーマートなどで使用できる。同社は25日までにホームページ上で、利用の一時休止を公表した。同社は「一刻も早く利用再開ができるよう、対策に着手している」としている。 問い合わせはファミマTカードサービスデスク(0120)230553。
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