ウイルス保存の疑いで初摘発 7月21日 12時21分 感染すると画像ファイルなどを勝手に開き続けるコンピューターウイルスを自宅のパソコンに保存していたとして、38歳の無職の男が逮捕され、警視庁は、男がウイルスを作成したとみて調べています。コンピューターウイルスを巡っては、先月、刑法が改正され、ウイルスを作成したり保存したりしただけで罪に問われることになり、今回が全国で初めての摘発です。 逮捕されたのは、岐阜県大垣市の無職、川口靖博容疑者(38)です。警視庁の調べによりますと、川口容疑者は17日、自宅のパソコンにコンピューターウイルスを保存していたとして、不正指令電磁的記録保管の疑いが持たれています。このウイルスは感染すると画像ファイルなどが勝手に開き続け、パソコンを終了して再び立ち上げると画面が動かなくなるということです。川口容疑者は、このウイルスをファイル共有ソフト「Share(シェア)