キングソフトは3月1日、セキュリティ対策ソフト製品「Kingsoft Internet Security 2011」に、サービス運用妨害(DoS)攻撃につながる恐れが見つかったと発表した。同社は既に修正対応を図っている。 脆弱性は同ソフトのデバイスドライバに存在し、パーソナルファイアウォール機能に影響を与えるという。脆弱性を悪用されると、システムにログイン可能な第三者がDoS攻撃を仕掛ける可能性がある。なお、最新版製品のKingsoft Internet Security 2012はこの脆弱性の影響を受けないという。 同社は2月20日に実施したオンラインアップデートでこの脆弱性を修正。パターンファイルの更新日が同日以降であれば修復済みだとしている。