アメリカの情報機関が極秘に大量の個人情報を収集していた問題で、ドイツの有力誌は、アメリカなどの情報機関が、「iPhone」などのスマートフォンに侵入して所有者の位置情報などの個人情報を入手できる状態にあると伝えました。 これはドイツの有力週刊誌「シュピーゲル」が7日に伝えたもので、アメリカのCIA=中央情報局の元職員、スノーデン容疑者から提供された極秘文書の中に記されていたとしています。 それによりますと、アメリカのNSA=国家安全保障局とイギリスの情報機関は、「iPhone」やグーグルの「アンドロイド」を搭載した携帯端末などに侵入し、電子メールや電話番号、それに所有者の位置情報などの個人情報を入手できる状態にあるとしています。 また、スマートフォンの「ブラックベリー」について、シュピーゲル誌は、2009年にセキュリティー機能が強化されて、いったん侵入できなくなったものの、次の年にはイギリ