ファイル共有ソフト「ウィニー」によって流出したわいせつ画像を集めたインターネットサイトを運営したとして、京都府警がわいせつ電磁的記録記録媒体陳列容疑で、関東地方に住む男ら数人の逮捕状を取ったことが7日、捜査関係者への取材で分かった。 捜査関係者によると、男らは昨年、ウィニー利用者のパソコンから流出した男女のプライベートなわいせつ画像を集めてインターネットサイトに公開し、不特定多数が閲覧できるようにした疑いが持たれている。 サイトは現在閉鎖されているが、少なくとも100人以上の画像が流出し、中には流出元の利用者の氏名や勤務先、住所などが記載されているものもあった。利用は無料で、男らはサイトの広告から収入を得ていたとみられる。米国にサーバーを置いており、府警は海外の捜査当局と連携して捜査を進めている。 ウィニーは、インターネットを通じてパソコン利用者同士がさまざまなファイルを交換できるソフト。