「iOS」搭載端末を対象としたある手法を使うことにより、組み込みのセキュリティ対策が結果的に迂回され、ユーザーがアプリケーション内の有料コンテンツに無料でアクセスできるようになっているという。 この手法は、あるロシア人プログラマーが詳細を明かしたもので、9to5Macが米国時間7月13日午前に(i-ekb.ruを通じて)記事を掲載している。同手法は、プロキシシステムを利用したもので、購入リクエストがサードパーティーのサーバに送信され、そこで検証されたリクエストが取引の完了を装って元のアプリケーションに返されるという仕組みだ。ただし、この処理が実行される前に、ユーザーは自身の端末上に特別なセキュリティ認定プログラムをインストールし、Wi-Fiネットワークに接続しておく必要がある。 この手法を明かした人物は、その仕組みが機能するために必要なプロキシサーバを稼働させるため、寄付を募るウェブサイト
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