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bookとlifeに関するmic1849のブックマーク (15)

  • 『ハーレムの少女 ファティマ』──ファティマ・メルニーシー

    KUBOTA Nozomi:くぼたのぞみ Tokyo, Japan translator/poet 翻訳家/詩人 北海道生まれ。Born in Hokkaido. *「10年早い」といわれながらアフリカ発/系の作品等を翻訳してきてわかったこと、それはこの世界の、地球の「全体像」だった。 著書:『J・M・クッツェーと真実』『山羊と水葬』『鏡のなかのボードレール』、詩集:『風のなかの記憶』『山羊にひかれて』 『愛のスクラップブック』『記憶のゆきを踏んで』 最近の訳書に、J・M・クッツェー『スペインの家:三つの物語』『少年時代の写真』『モラルの話』『ダスクランズ』、チママンダ・ンゴズィ・アディーチェ『パープル・ハイビスカス』『なにかが首のまわりに』『イジェアウェレへ』 主な訳書に J・M・クッツェー『マイケル・K』『鉄の時代』 『サマータイム、青年時代、少年時代』、J・M・クッツェーとポール・オ

    『ハーレムの少女 ファティマ』──ファティマ・メルニーシー
  • 旅する読書日記 良い死

    良い死 立岩 真也 筑摩書房 2008-09 売り上げランキング : 54890 Amazonで詳しく見る by G-Tools  この10月、共同通信のために書いた立岩真也『良い死』の短い書評を転載します。いくつかの新聞に配信されたはずですが、確認はしていません。  重度の障害や難病とともに生きる人たちの傍らで、望ましい社会のあり方を粘り強く模索してきた社会学者による、「尊厳死」に対する透徹した批判の書である。   誰かがひどい苦痛にさいなまれながら生きているとき、周囲の人間がなすべきは、その人の苦痛をできるだけ軽減し、より健やかに生きられるよう助力することであるはずだ。それはむしろありふれた常識ではないか。だが全く反対のベクトルをもつ主張、すなわち「不治かつ末期」の病者に速やかな死を与えよとする「尊厳死」の思想が勢力を広げつつある。それは「自己決定」や「自然」といった、聞こえのよい修辞

    mic1849
    mic1849 2008/12/16
    '尊厳死が制度化され、価値のない生命といった考えが一般化すれば、重症ではあるがまだ生きられるし生きていたい人たちの存在は否定され、ますます不本意な死に...他の誰かの死を招き寄せ...利他的どころではない'
  • 無法な使用者には法で立ち向かえ~『人が壊れてゆく職場』 笹山尚人著(評:荻野進介):日経ビジネスオンライン

    面妖なこともあるものだ。一時期、プロレタリア作家、小林多喜二の代表作、『蟹工船』が、20代の、いわゆるワーキングプアの若者を中心に読まれていたという。 ソビエト領であるカムチャッカの海に侵入して蟹を取り、加工して缶詰にするボロ船を舞台に、人間的な権利も尊厳も根こそぎ奪われ、命を落とすほどの過酷な労働を強いられる乗組員の姿が描かれる。その姿が、低賃金で働かされいつ解雇されるか分からない、自分たちの姿と重なる、というのだ。何を寝ぼけたことを言っているのだろう。 この作品の発表は1929年。今から約80年前のことだが、過酷な労働状況という点は認めるにしても、当時と今とでは決定的な違いがある。労働者の保護立法が戦前と戦後では竹槍と鉄砲ほどの差があった。当時は労働基準法も最低賃金法もなかった。組合の合法化を目指した労働組合法制定の試みは関係者の粘り強い努力にもかかわらず、1931年に頓挫。非合法下の

    無法な使用者には法で立ち向かえ~『人が壊れてゆく職場』 笹山尚人著(評:荻野進介):日経ビジネスオンライン
    mic1849
    mic1849 2008/08/28
    'こむずかしい理屈は前面に出さず、法律が無視され労働者の人格や生活がないがしろにされている職場の実態を紹介する一方、法律を武器に、そうした職場を放置している企業と戦う方法を指南する本書'
  • どこまでやったらクビになるか: 大竹文雄のブログ

    「ブログで社内事情を書いている社員がいてヒヤヒヤしています。あの社員はクビにならないのでしょうか?」 こんな疑問をもっている人は多いのではないだろうか。 大内伸哉教授の『どこまでやったらクビになるか』(新潮新書)は、誰でも疑問に思っているような職場にかかわる法律問題に、軽妙に答えてくれる。このを読んで最低限の理論武装をしておかないと、クビになってからでは遅い。 目次 1講 ブログ 2講 副業 3講 社内不倫 4講 経費流用 5講 転勤 6講 給料泥棒 7講 内部告発 8講 合併 9講 残業手当 10講 新人採用 11講 セクハラ 12講 過労死 13講 労災認定 14講 定年 15講 喫煙問題 16講 痴漢 17講 妊娠出産 18講 経歴詐称 これに加えて18の補講がある。 でも、このだけだと、「**法*条の規定からいえば、・・・」とか、「**事件という判例によれば、・・・」ということ

    どこまでやったらクビになるか: 大竹文雄のブログ
    mic1849
    mic1849 2008/08/14
    '大内伸哉''『どこまでやったらクビになるか』''『雇用社会25の疑問』'
  • 萩原『「育児休職」協約の成立』 - 呂律 / a mode distinction

    面白かった。あとでまた読む。 「育児休職」協約の成立―高度成長期と家族的責任 (双書ジェンダー分析 18) 作者: 萩原久美子出版社/メーカー: 勁草書房発売日: 2008/05/28メディア: 単行 クリック: 11回この商品を含むブログ (8件) を見る どこかで見たことがあると思ったら こちらの著者さんでした: 迷走する両立支援―いま、子どもをもって働くということ 作者: 萩原久美子出版社/メーカー: 太郎次郎社エディタス発売日: 2006/07メディア: 単行購入: 12人 クリック: 85回この商品を含むブログ (40件) を見るこっちも面白かったというか泣いた。 ところで奥さん、──栄光と左遷の書──『アルスアマトリア』復刊ですってよ! 航海術や馬術同様、恋愛にもわざあり! 詩人に名声と流刑をもたらした教訓詩は世の男女に術を授ける。遊びの恋、戯れの愛、酒脱を離れず知的にこと

    萩原『「育児休職」協約の成立』 - 呂律 / a mode distinction
  • カー「歴史とは何か」

    *最近、この読書ノートの改訂版を、拙著『《20世紀史》を考える』勁草書房、二〇〇四年、に第一一章、一二章として収録した。しかし、元のノートと改訂版の間には若干の異同があるので、このノートは元のままの形でここに残しておくこととした(二〇〇四年五月)。 いうまでもなく歴史研究入門の古典中の古典である(1)。私は若い時期にそれほど大量の古典を読まなかった人間だが、書については、大学入学後まもない時期に読んだ。正確な時期や印象などについては記憶がおぼろになっているが、およそ一九六〇年代末のことであり、書が元来刊行されてから数年後ということになる。それ以来、何度となく折りに触れて読み返したが、特に全体を精読したのは一九八〇年代末頃(これも正確な時期については記憶が曖昧になっている)と今回(二〇〇〇年)とである。およそ二〇年ぐらいおきにきちんとした再読に取り組んだということになる。 一九六〇年代に

    mic1849
    mic1849 2008/07/01
    'コストを担わされた人たちとベネフィットを享受した人たちはしばしば別だから、どんなにベネフィットが大きかったとしても、コストを担わされた人たちにとってそれは何の慰めにもならないのではないか'
  • 女女格差: 大竹文雄のブログ

    『女女格差』は、橘木先生の新著。 インパクトの強いタイトルの付け方、ピンクを主体としたの装丁(しおりもピンク)、と注目を浴びる条件をうまく満たしている。中身も、女性同士の様々な経済的、社会的な格差の実態を、女性にとって重要な人生の意思決定について、分かりやすくデータを元に議論している。著者の思い切った意見が入っているのも橘木先生のらしい点だ。一般の人はもとより、大学の学部生でもデータをもとに著者の解釈や意見と自分の考えを対比させながら読むのに適している。 著者によれば、「女女格差」という言葉は、ザ・アール社長の奥谷禮子氏が作ったと『結婚帝国 女の岐れ道』(上野千鶴子・信田さよ子著)の52ページに指摘されているそうだ。 私は、『ジェンダー経済格差』の著者の川口章さんから、2000年に玄田有史が『日労働研究雑誌』(2000年2・3月号)の学会展望座談会で、「「女女間賃金格差」の研究が重要

    女女格差: 大竹文雄のブログ
  • 『女がひとり頬杖をついて』 - pata

  • ジェンダー経済格差: 大竹文雄のブログ

    男女間格差の経済分析を10年以上続けてきた同志社大学教授の川口章氏が、『ジェンダー経済格差』を出版した。目次と概要は、ここ。 序 章 ジェンダー経済格差とは何か:課題と分析方法 第1章 ジェンダー経済格差は男女の適性の違いから生じるのか 第2章 なぜ企業は女性を差別するのか[Ⅰ] 第3章 なぜ企業は女性を差別するのか[Ⅱ] 第4章 現実は理論を支持しているのか 第5章 ジェンダー経済格差を生み出すメカニズムは何か 第6章 なぜ日の雇用制度のもとでは女性が活躍しにくいのか 第7章 結婚や出産によって賃金はどう変わるのか 第8章 男女が働きやすい職場とは ;第9章 革新的企業では女性が活躍しているのか 終 章 ワーク・ライフ・バランス社会実現をめざして 1章には、男女格差の原因として生物学的な議論も紹介されている。しかし、川口氏は、現実の日の格差は、それで説明できるようなオーダーではないこ

    ジェンダー経済格差: 大竹文雄のブログ
  • 大学教員の日常・非日常:非属、専属、多属

    クビにされそうだった大学教員です。現役大学生とか、これから大学生になる人とか、大学生の親になる人向けのつもりで。 面白かったときにブログランキング【ココ】を押してもらうと、中の人が喜びます。 山田玲司ファンとして「非属の才能」を読みました。 正直なところ、最初は「太字じゃまくさ!」「論理展開強引!」と、アンチな立場だったら、それだけでこきおろせそうだなぁ、と思いつつ読んでいました。 「才能があったら、非属になる」が仮に真だったとしても、 「非属になったら、才能がある」が真であるとは言えないわけで。 そもそも家族から脱却して社会化を促すのが教育の発端じゃなかったんかいな?という意味では、そんなに学校を目の仇にしてくれんなよ、と思いつつ、当にそんな学校しか世の中にはないのか??とかなんとか。 主張じたいは、絶薬を読んでいれば、いまさら感の漂う内容だったし、言いたいことにあわせた人を選んできて

    mic1849
    mic1849 2008/05/14
    ある「専属」に力の大半を注ぎ込ませる様々な圧力とその回避のすすめ
  • HTLVウイルス知って 感染者向けの本を出版 - MSN産経ニュース

    九州や沖縄に感染者が多く、成人T細胞白血病などを起こすHTLV1ウイルスのことをよく知ってもらおうと、鹿児島市在住でウイルス撲滅に取り組む特定非営利活動法人(NPO法人)代表の菅付加代子さん(51)が感染者向けにアドバイスを出版した。 自らも歩行や排尿に障害が起きる「HTLV1関連脊髄(せきずい)症(HAM)」の患者である菅付さんは「全国に約150万人いるウイルス感染者らの不安を少しでも取り除きたい」と話している。 は「教えて!HTLV1のこと」で、A5判約200ページ。治療法などについて4人の専門医が一問一答形式で答えるコーナーのほか、感染者向け外来がある病院のリストや、免疫を高めるとされる飲料の紹介なども盛り込まれ実用的な内容。問い合わせはスマイルリボン、電話099・800・3112。

    mic1849
    mic1849 2008/05/13
    '「教えて!HTLV1のこと」'
  • 勤務医の「壊れた」労働現場と過労死・過労自殺

  • 湯浅誠『反貧困』をめぐって - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    岩波新書から出た湯浅誠氏の『反貧困』は、第1部が貧困の現場からの報告、第2部が湯浅氏らの反貧困運動のコンパクトな記録になっていて、この問題に関心のある人にとっては手頃で便利なです。 先日、若者政策研究会の場で初めてお目にかかりました。 http://www.iwanami.co.jp/hensyu/sin/ 編集部の人のいささか主観的な紹介: >書の校了間際の土曜日、岩波書店の目の前の中学校で、「反貧困フェスタ2008」が開催されました。講演会や医療相談のほか、音楽ライブに屋台に映画上映にと、さながら文化祭のようでした。この社会には貧困問題が存在するのだということを訴えようと、さまざまな団体から成る「反貧困ネットワーク」が呼びかけて実施されたもので、1600人が参加したそうです。書の著者の湯浅誠さんもまた、このフェスタの「裏方」の一人として走り回っていました。 湯浅さんは、野宿者(ホ

    湯浅誠『反貧困』をめぐって - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)
    mic1849
    mic1849 2008/05/09
    '実はまともに働いていない人間の割合は同じ'/'失業者と呼ばずに刑務所''税金'/'日本は失業率が低い''企業に雇わせて、補助金'/'失業者として税金'/今後どのような社会を目指すのか
  • 書評「母が重くてたまらないー墓守娘の嘆きー」:貞子ちゃんの連れ連れ日記 - AOLダイアリー

    GW中に読んだ中で、一番衝撃的だった。私個人は、一番あっけにとられて、愕然としただった。 男性の団塊ジュニアたちの苦しみについては、ネット上では、よく表現されている。けれども、団塊ジュニアの女性たちの苦しみについてネット上で語られることが少ないような気がするけど、それは、私の気のせいだろうか? 団塊ジュニアの女性たちの多くをカウンセリングしている信田さよ子女史による母が重くてたまらないー墓守娘の嘆きー。 私にとっては、あまりに衝撃的な内容なので、以下、目次だけでも、全文抜粋引用。 1、母が重くてたまらないー様々な事例からー �@ママのための中学受験 ゴールインしたのは私ではない どこまでもついてくる �A母と娘の「運命共同体」 アルコール依存症の父 孤独願望 男になりたい スミレから妖怪へ   母のお墓を �B息子を見上げ、娘を見下ろす母   変わらない母

    mic1849
    mic1849 2008/05/08
    目次を眺めただけで重さが伝わってくる
  • 『関係者にオススメ』

    少年担当ジェイのつぶやき 少年、非行、犯罪、審判、保護観察、少年院、裁判官、調査官、弁護士、検察官、警察官、学校、家庭‥‥ まあ 人に伝えるというより独り言なんですけど ジェイです。 3か月ばかり前にcuriousjudgeさんのブログ で紹介されていたがようやく入手できたので読みました。 「遺産分割の調停読」 (平柳一夫著) 遅まきながら、関係者にオススメです。 オールマイティーなではないですが、それでも間違いなく名著です。 遺産分割に限らず、ほかの事件を担当するに当たっても、多々参考になることが示唆されています。 調停委員に限らず、書記官も、裁判官にも…弁護士にも…もう民事事件に関わるみなさんにオススメです。 あ~とくに、この春から新しく家事事件に携わることになった方々などは必読書だと思います。

    『関係者にオススメ』
    mic1849
    mic1849 2008/04/26
    遺産分割について
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