国会審議にあたって質問の事前通告が遅れると仕事と子育ての両立が難しくなるとして、子育て中の女性官僚6人が30日、早期の質問通告などを徹底するよう自民党に申し入れた。 これは2人の子どものいる自民党の小渕優子議員が取り持ったもので、厚生労働省などで働く子育て中の女性官僚6人が申し入れを行った。6人は、質問通告が遅れると国会答弁の準備作業が深夜にまで及び、仕事と子育ての両立が難しくなるとして早期の質問通告を徹底するよう、自民党の佐藤国対委員長に要望した。 佐藤委員長はすでに所属議員には早期の質問通告を求めていることを説明し、今後も徹底していくと応じた。 厚労省・河村のり子課長補佐(2人の子育て中)「(審議)前々日の夕方に通告いただくのは(仕事と)子育ての両立にとっても、全職員の健康にとっても非常にありがたいことだと思います」 6人は、今後も仕事と子育ての両立に向けた提言をまとめるなど活動をして