本コラムの初回では、注目を集めているデジタルマーケティングを成功させるために必要な経営のあり方を論じていく前に、マーケティングの現場でいま進行中の環境変化について整理した。 環境変化には、「消費者の情報接触チャネルの変化」「技術の進化」「データ活用の必要性」の大きく3つがあり、経営という観点からそれらの変化に対応していくことが必要不可欠であることを指摘した。 今回は、そのような環境変化への経営の対応について、「組織」という側面から考えてみたい。 デジタルマーケティングを成功に導く組織を考えるうえで、ここでは3つの「S」という観点で考えていく。3つのSとは、「Structure(構造)」「System(仕組み)」「Staffing(人材配置)」である。組織として成果を出していくためには、この3つのSが有効に機能することが必要である。 機能・チャネル別の縦割り組織では時代遅れ まずは、組織の「

