心臓の細胞が電気信号を受け渡しする様子をコンピューターで可視化することに成功した。 現在の心電図では特定できない複雑な不整脈の発生源を識別できる可能性があるようだ。 米国ジョンズ・ホプキンス大学医学大学院を含む研究グループが、英国王立協会が発行する多分野科学誌ジャーナル・オブ・ザ・ロイヤル・ソサエティ・インターフェース2015年4月号で報告している。 細胞同士の信号伝達が拍動を形成 人の心臓は、50億個の細胞でできた筋肉を中心とした臓器だ。細胞同士がわずかな隙間をあけて結合し(ギャップ結合と呼ばれる)、電気信号をやりとりして心拍を生み出している。 心臓発作による心筋の傷や化学的なアンパランスから、電気信号の伝達に失敗することがある。たいていの場合、失敗した細胞はすぐに自力で修復するが、隣接する細胞に信号異常が伝わって、心臓のリズムがくずれることもある。 これを不整脈と呼ぶ。中でも心

