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ＪＲ名松線の発着点、伊勢奥津駅（津市美杉町）に残る給水塔の登録有形文化財への登録を求め、地元の三団体が十九日、市役所を訪れ、前葉泰幸市長に要望書を手渡した。 給水塔は一九三五年に設置され、かつて名松線を走っていた蒸気機関車（ＳＬ）のボイラーに注水していた。高さ約十メートルで、四本の鉄筋コンクリート柱の上に、水を入れる直径約三メートルの鉄製タンクが載っている。 市教委によると、現存する鉄製タンクの給水塔は、若桜鉄道若桜駅（鳥取県）、ＪＲ厳木駅（佐賀県）を含め全国に三基のみという。ただタンクの屋根に穴があくなど老朽化が進んでおり、地元住民たちは、給水塔を所有する市に適切な保存と、より広い認知のた...

美濃加茂市太田町の高木製菓は、フードプリンターで名刺を印刷した煎餅「食べる名刺」を発売した。高木康成社長は「紙の名刺と一緒に渡すとインパクト抜群」と胸を張る。...

プロバスケットボールＢリーグの三遠ネオフェニックス（豊橋市）の川嶋勇人選手（３０）と西川貴之選手（２９）の二人が二十日、豊橋市船渡町の児童養護施設「豊橋平安寮」にバスケットゴール二組を寄贈した。新型コロナウイルスの影響で子どもたちの外出機会は減っており、二人は「友だちと一緒に思い切り遊んで」と話した。（酒井博章）...

１９５５年６月４日、京都府立盲学校で開かれた全国盲人大会に出席し、笑顔を見せるヘレン・ケラー（左端）＝同校提供 視力や聴力を失いながら世界各地で障害者福祉の向上を訴えたヘレン・ケラー（１８８０～１９６８年）が、１９５５年の最後の来日時に京都と東京、大阪の５カ所で講演した肉声を収めたオープンリールテープ４巻が、京都府立盲学校（京都市北区）に保管されていることが２０日、分かった。一部会場の音源の存在は知られていたが、まとまって見つかるのは初めてとみられる。発見した同校元教諭の岸博実さん（７１）は「ヘレンが日本に伝えたかったメッセージの全貌を知ることができる貴重な資料」と話す。 ケラーの来日は３７年と４８年、５５年の計３回。５５年は毎日新聞社と日本盲人会連合、日本ヘレン・ケラー協会が共同して招待し、ケラーは５月２７日から６月７日まで１２日間滞在した。当時７４歳だった。 テープは昨春、岸さんが同校

新型コロナウイルス感染症のワクチン接種券を５日に発送した八幡市で、市のコールセンターに「券が届いたが、どうしたらいいのか」といった問い合わせが急増している。接種日時や場所などを明記した文書を同封できなかったためだが、国から送られるワクチンの量や時期が不確定で、住民の不安の矢面に立った形となり、対応に苦慮している。 同市によると、接種券発送は３月中という国の意向に基づいて２月中から準備を進め、市は７５歳以上の高齢者約１万５００人に、名前やバーコードが記された接種券を５日発送した。 市は券と併せ、接種の大まかな流れが記されたパンフレットを同封したが、詳細な予約方法や接種場所などは未定のため「詳しくは次回の封書で案内します」との文言をパンフに追加した。 それでも、接種日時や場所、今後の予定を尋ねる問い合わせは相次いでいる。 コールセンターを開設した３月２２日から同月末まで計６４件だったのが、発送

","naka5":"<!-- BFF501 PC記事下（中⑤企画）パーツ＝1541 --><!--株価検索 中⑤企画-->","naka6":"<!-- BFF486 PC記事下（中⑥デジ編）パーツ＝8826 --><!-- /news/esi/ichikiji/c6/default.htm -->","naka6Sp":"<!-- BFF3053 SP記事下（中⑥デジ編）パーツ＝8826 -->","adcreative72":"<!-- BFF920 広告枠）ADCREATIVE-72 こんな特集も -->\n<!-- Ad BGN -->\n<!-- dfptag ＰＣ誘導枠５行 ★ここから -->\n<div class=\"p_infeed_list_wrapper\" id=\"p_infeed_list1\">\n <div class=\"p_infeed_list\">

まん延防止等重点措置の対象区域になる名古屋市の医療機関では、入院患者数が増加傾向にある。名古屋大病院（昭和区）では、ここ一週間ほどは重症患者向け病床の約三割が埋まっている。三月下旬ごろは一割を切っていた。救急科医局長の山本尚範（たかのり）医師（４２）は「四月に入って患者数が徐々に増えている。一、二週間もすればコロナ用の病床が全部埋まり、ほかの重症患者の診療に影響するかもしれない」と危ぶむ。 四月中旬からは、患者の様相も変わりつつあるという。それまでは高血圧や糖尿病など基礎疾患がある七十〜八十代が多かったが、基礎疾患がない四十、五十代も症状が悪化し、入院するようになったと説明。肺炎の進行も早く...

二〇二七年度中に後継施設での再開を目指す、休館中の県立琵琶湖文化館（大津市打出浜）で、大津市生まれの宗教画家杉本哲郎氏（一八九九〜一九八五年）が描いた巨大壁画「舎利供養（しゃりくよう）」の扱いが決まっていない。四十年間、県民に公開されておらず、市内で会見した杉本氏の孫、太郎さん（５３）＝同市＝が修復や後継施設への移設を訴えた。 太郎さんらによると、杉本氏は京都日本画壇の巨匠山元春挙に師事。宗教画を専門とし、インドの首相官邸の壁画など、海外でも評価が高い。終戦間際には父親の出身地の長浜に疎開。市内には壁画や絵画が残る。七六年にブラジル政府から国際文化勲章、八三年に県文化賞を受けた。

浜松まつりに向け、凧に色を塗る職人たち。今年は使われない凧の骨組みが壁に掛けられている＝浜松市中区池町で 新型コロナウイルスの感染拡大で、規模が縮小される浜松まつり（五月三〜五日）の呼び物の凧（たこ）を作る業者が、苦境に立たされている。昨年の中止に続き、今年は凧の注文が激減。各町が注文する凧の大半は浜松市内の二業者で手掛けているだけに、コロナ禍で経営の厳しさが続けば、「継承してきたまつりの伝統にも影響が出かねない」と懸念する声が市民からも上がっている。　（坂本圭佑） 四月中旬、凧制作を専門に手掛ける一瀬堂（中区池町）では、凧の色付け作業が進んでいた。例年のこの時期なら色とりどりの凧が並ぶ作業場の壁には、昨秋から準備してきたものの、行き場を失った骨組みが立て掛けられている。 「過去に例のない厳しさだ」。経営する古橋通悦（みちよし）さん（４５）は、ため息交じりにつぶやいた。一八八一（明治十四）

天竜浜名湖鉄道は二十日、天浜線で「マリメッコ列車」として親しまれた現役最古参の車両「ＴＨ３５０１」を引退させると発表した。五月二十三日に見学だけのラストランをし、店舗などへの再利用を想定して買い手を探す。 当時の富士重工が製造して一九九六年に運行を開始した。クリーム色とあずき色のレトロな外観が特徴で、一時はトロッコのけん引車として活躍した後、二〇一五年からはフィンランドの生地ブランド「マリメッコ」の製品で内装を飾った「スローライフトレイン」として再出発して観光客に人気があった。 天浜鉄道によると、昨年末に老朽化で故障して運行を停止し、修理を検討したが部品の調達が困難なため断念した。ラストランは客を乗せずに天竜二俣駅（浜松市天竜区）を発着し、遠州森駅、三ケ日駅とを行き来する。

リニア中央新幹線工事が南アルプスに及ぼす影響について考えてもらおうと、工事を巡る訴訟の原告らが「リニアが壊す南アルプス　エコパークはどうなる」（緑風出版）を出版した。　（五十幡将之） 沿線住民ら約七百八十人が国の工事認可取り消しを求めて東京地裁に提訴した行政訴訟原告団の南ア調査委員会が執筆。工事が南アの国連教育科学文化機関（ユネスコ）のエコパーク認定に及ぼす影響に絞った点が特徴で、南アの概要からエコパークの定款との整合性までを丹念に検証した。

磐田市城之崎の松木閲央さん（６４）が、ライダーが休息したりバイク談義したりするバイク専門の「バイカーズ道の駅」を、既存施設を利用して定期的に運営している。近い将来、常設のバイカーズ道の駅ができないかと、仲間と構想を練っている。　（宮沢輝明） 松木さんは、十六歳で自動二輪車運転免許を取得して以来のバイクマニア。約三十年間、市販バイクの開発の仕事に携わり、ずっとバイクに対する社会の冷たい目を感じていた。高速道路の通行料金は軽自動車と同じで、十五年ほど前までは二人乗りもできなかった。公共施設の駐輪場では隅に追いやられ、都市部では駐輪場自体も不足している実態に不満を持っていた。 「バイクは四季を体感しながら爽快に走れるし、燃費もいい。駐輪スペースも自動車に比べ小さくてすむ」とバイクの魅力を語る松木さん。利点や操る楽しさを、もっと多くの人に知ってもらいたいという思いからバイク専用の道の駅構想を発案。

浜松市北区引佐町の井伊谷宮は二十二日から、運勢を遠州弁で説くおみくじとミニ縁起物をうなぎイラスト入り厚紙で包んだ「遠州弁うなぎみくじ」を発売する。浜松うなぎ料理専門店振興会（高橋徳一会長＝八百徳社長）から、うなぎキャラクター「ハマちゃん」の画像提供を受け、おみくじ文言は「遠州弁の会」会長の生田真也さん（５０）＝中区＝が受け持った。 おみくじの運勢は計五十種。小吉の一つには「えらそうこかず、地に足つけてがんばりゃあ周りも味方してくれるに」と、背中を押してもらえる文言が記されている。 一回三百円。木おけに入ったうなぎみくじを、しゃもじですくって選ぶ。遊び心に富む仕掛けについて、岡部訓亮権禰宜（くにあきごんねぎ）は「福をすくう、または敵を召し捕る、といった意味を込めた」と説明した。　（武藤康弘）

古田肇知事は二十日、県庁で定例会見に臨み、名古屋市で同日、新型コロナウイルスの「まん延防止等重点措置」の適用が始まったことに「重点措置地域との往来は、徹底して慎重にあってほしい」と訴えた。今週末にも、大型連休に向けた追加の感染防止対策を発表する考えを示した。 県内の新型コロナ感染状況については「じわじわと（一日当たりの新規感染者数が）三十人台が常態化している」と指摘。八日に発表した飲食店の見回りなどを盛り込んだ「『第四波』拡大阻止対策」に追加する対策を、二十一日に医療関係者らによる専門家会議で協議する。

岐阜大（岐阜市）は本年度から、主に一、二年生向けの全学共通科目として、リトアニアについて理解を深める「リトアニア学」を開講した。学生約四十人が受講している。 岐阜大はリトアニアにある二つの大学と学術交流協定を結ぶ。そのうちの一つであるカウナス工科大に客員研究員として派遣された経験がある工学部の毛利哲也准教授が授業を担当するほか、外部講師も招く。

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名古屋市は、係長昇任に筆記試験合格を必須とする人事制度の見直しを始めた。筆記試験を受験しなくても、勤務成績などの人事評価で昇任できる制度を検討する。子育てなどに忙しく、受験と昇任をあきらめる女性職員は少なくない。市は制度見直しで、女性の管理職登用を進めたい考え。 同市では、係長に昇任するには、地方公務員法や地方自治法、文書管理などについて問うマークシート方式試験と論文試験に合格しなければならない。ただ、大学卒業後の入庁者は五年以上、短大卒は七年以上の実務経験が必要。受験資格を得たころに出産、子育てをする女性も多いという。

県内で新型コロナウイルスのクラスター（感染者集団）が急増している。職場や大学、高齢者施設などさまざまな場所で確認され、四月の発生数は、緊急事態宣言解除後の三月を既に上回った。県は飲食の場面から感染が広がっているとみて、二十日に始まったまん延防止等重点措置に伴う飲食店の時短営業などにより、感染拡大を抑え込む考えだ。

愛知県小牧市が八十五歳以上の高齢者に送付した新型コロナウイルスワクチンの接種券や予約方法の案内に、予約開始日時の記載がなく、市の電話相談窓口に問い合わせが相次いでいることが分かった。 市は、八十五歳以上の高齢者を対象に二十七日にワクチンの集団接種を始める予定で、十五日に約四千百人に接種券などを発送。本来なら予約開始日時を記載すべきだったが、予約開始日時が確定した四月初旬の前に、接種券などを封筒に詰める作業が終わり、内容の修正や追加ができなかったという。

新型コロナウイルスのまん延防止等重点措置の対象地域に名古屋市が加わったことを受け、同市長選の主要二候補の陣営は、感染防止にいっそう気を配る。 河村さんは屋内の演説会を控えてきたが、二十日からはさらに、商店街での練り歩きなど「三密」につながる恐れのある活動を避ける。河村さんは「みなさんとのグータッチの前には、アルコールで常に手を消毒するなど、感染防止には注意しとります」と話した。 横井さん陣営は従来通りの感染対策を続ける。屋内での集会は減らしている。当初は顔を覚えてもらおうとフェースシールドを使う場面もあったが、飛沫（ひまつ）拡散を確実に防ぐため、常時マスク着用に切り替えた。横井さんは「自分の...

中日新聞社などが十七、十八日に行った名古屋市長選（二十五日投開票）の世論調査で、現職の河村たかしさん（７２）が推進する名古屋城天守木造復元への賛否は、賛成が４６・５％、反対が３３・８％だった。河村さんが進める政策を九つ示し、評価できるもの、評価できないものをそれぞれ三つまで挙げてもらったところ、生徒らの悩みを聞くスクールカウンセラーの中学校常駐化は高評価だったが、蒸気機関車（ＳＬ）走行構想の評価は低かった。 天守木造復元は、新人の横井利明さん（５９）も推進の立場。忠実な再現にこだわる河村さんがエレベーター設置に反対し、横井さんが賛成するなどの違いはある。天守木造復元は市が本格的な検討を始めて...

愛知県知事のリコール運動を巡る署名偽造事件で、署名を水増しするアルバイトの募集に関わった広告関連会社（名古屋市）の社長が「運動事務局の関係者が署名を偽造する場面を目撃した」と周囲に話していることが20日、関係者への取材で分かった。運動事務局による組織的不正を把握していた可能性がある。 事件では、運動事務局の幹部だった山田豪氏（52）＝同県常滑市議を17日辞職＝が、田中孝博事務局長（59）の指示で署名簿約500枚に自身の指印を押したと共同通信の取材に証言。署名集めを担った男性スタッフも「ボランティアの男女数人と偽造した」と認めた。